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■デザ経 とは
宝塚市の事業「デザイン経営実践支援プログラム」、奈良市の事業「奈良市デザイン経営フロントランナー企業育成プログラム」は、(1)デザイン経営の普及・啓発、(2)デザイン経営の導入支援、(3)デザイン経営による地域中小企業の共創を通じて、関西にデザイン経営の成功事例を増やし、地域活性化を促進するために運営されているプロジェクトです。
SASIはプロジェクトの企画運営を担当し、昨年の秋から宝塚市2社、奈良市3社に対してデザイン経営のセッションやデザインワークを実施しています。 目指したいデザイン経営の概要やアート思考などを学びながら、実践的かつ持続的なデザイン経営の導入支援を行ってきました。
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「デザ経」では、デザイン経営をこれから行いたい中小企業に対し、SASIのデザイナーがハンズオンでのデザイン経営導入支援を行います。デザイナーが、企業の歴史、強み、経営者の意思・情熱を引き出しながら企業のアイデンティティ・ビジョンを「見える化」します。そして、デザイナーと経営者等がチームで、アイデンティティ・ビジョンに基づいたコンセプト策定・プロトタイピングを行います。
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関西の中小企業5社とともに、単なるスタイリングとしてのデザイン活用ではなく、アイデンティティと社会変革をつなげるための試行錯誤にデザインを使い、企業の関係人口(ファン)を増やす活動としてのデザイン経営のあり方を示すことで、「デザイン経営とは何か」という問いの大きな解を発信する機会となっています。
「デザ経」は、デザイン経営の実践を通じて、中小企業や経営者が変わりゆく様を示し結果を出すことで「魂(アイデンティティ) から発露するデザイン経営」を関西に浸透させるための事業です。
昨年の「デザ経」成果発表会の様子はこちら
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■宝塚市×奈良市デザイン経営成果発表会とは
多数の古墳が作られたことを地名の由来とする宝塚市と、かつて日本の都が存在した奈良市。宝塚市からは2社、奈良市からは3社の事業成長に熱い思いを持つ事業者が半年間デザイン経営を取り入れた経営革新に取り組んで来ました。
自社の強みとは何か?創業時の、あるいは先代の思いをどのように進化させるのか?そして目指すべきビジョンはなにか?を問い続け、新しい事業やサービス、組織が生まれています。
本成果発表会では歴史ある2つの市から日本全国へ、さらには世界へ、羽ばたこうとしている事業者の新しい歴史の1ページを発表いたします。
【開催概要】
日時:令和5年3月9日 11:00-13:00
場所:大阪市中央公会堂特別室よりオンライン配信(YouTube LIVE)
お申込み:
参加をご希望の方は、こちらのURLよりお申し込みください。
オンライン視聴いただけます。
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対象:
・デザイン経営に興味のある中小企業経営者、事業開発担当者様
・デザイン経営を活用した地方創成に興味のある自治体地域振興担当者様
・デザイン経営や、事業創造、ブランディングなどに興味のある方
・デザイン経営を活用した、新規事業構築の支援を行いたい金融機関担当者様
※どなたでも歓迎です。お気軽に参加をお申し込みください。
【プログラム】
11:00 開演
11:10 株式会社ガーデンプロ関西
11:30 合同会社パサージュ
11:50 倉本酒造株式会社
12:10 有限会社太陽商会
12:30 株式会社三佐和
13:00 終演
【主催】
宝塚市・奈良市
■参画事業者
・宝塚市
有限会社太陽商会
宝塚市に本社を構え、昭和53年から常に顧客によりそい配送、在庫管理に対して最適なソリューションを提供してきた包装資材(ダンボール)の設計・販売を行う包装サプライヤー企業
株式会社三佐和
宝塚市に本社を構え、食材で世界を安全にをモットーに、グローバル展開、多角展開を続ける創業100年以上となる老舗生鮮食品卸企業。
・奈良市
株式会社ガーデンプロ関西
奈良市高畑町と京都府城陽市にオフィスを構える個人邸・施設の外構工事・ガーデン工事等、外回り全般の設計と施工を実施し、「デザインと共に暮らす」をテーマに住む人の暮らしがより豊かになる唯一のプランを提案する造園、エクステリア企業。
倉本酒造株式会社
清酒発祥の地・奈良。氷室跡が残る標高約500m の厳冬の地・都祁で 寒暖差の大きいこの地で良質な稲と山水を汲み創業から今日に至るまで地の利を活かした酒造りを行う1871年創業の老舗酒造。
合同会社パサージュ
フランス語で小径、移行を表すパサージュ。毎日が心地よく、楽しくなる雑貨やセレクトアパレルを取り扱う。女性のライフイベントに寄り添い、勇気を与えるスタイルを、奈良から提案するアパレル・雑貨小売り企業。
■デザイン経営とは
2018年に出された特許庁による「デザイン経営宣言」によると、デザイン経営は「デザインの力をブランドの構築やイノベーションの創出に活用する経営手法」と定義されています。
デザイン経営は、中小企業が自身の提供する価値を再定義し、競争力のある事業を創造するための考え方として、国を挙げて推進されてます。実際に、「デザイン経営宣言」が発表されてから、経営にデザインを活かす企業は増えています。
しかし、あるべき姿や実効力が定義されることなく、持続的なデザイン経営が実現しないケースも多々見られるのが現状です。その中でSASIは、特許庁による「デザイン経営」の本質を見つめ直し、地方中小企業にむけて各社の存在価値である「アイデンティティ」に基づくデザイン経営を提示する役割を担っていきます。
■アイデンティティ型デザイン経営とは?
アイデンティティ型デザイン経営は、芯をブラさずにビジョンに向かうために、アイデンティティという変わらない価値観のモノサシを探しだすことを何より大切にしています。
このアイデンティティは急に現れるわけではなく、事業者がこれまで触れてきたさまざまな出来事や人々からの影響などから養ってきた自分自身の価値観です。だからこそ事業がうまく進まない時にでも立ち戻り「何のために事業を行うのか?」「向かう先はどこなのか?」と自問自答しながら前に進むことが出来ます。
デザイナーはその価値観を伝えるための良き聞き手となり、よりたくさんの方に伝えていくということこそがデザイン経営の肝であると考えます。
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■SASIについて
株式会社SASIは兵庫県宝塚市/島根県松江市に拠点を置き、「アイデンティティ型デザイン経営」を通じて地方創成を目指す企業です。
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「地方の誇りを引き出す」をビジョンとし、地方中小企業の経営パートナーとして伴走。アイデンティティ型デザイン経営の方法論を用いたプロダクト開発や事業開発を通じて、経営再建や事業承継支援を行っています。地元企業を強くすることを通じ、住んでいる人や関わっている人自身が、地元を誇りに思い豊かさを感じられる地域づくりを行っています。
・株式会社SASI
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プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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