公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(東京都文京区、チェアマン:島田慎二 以下「B.LEAGUE」は、全国各地で地震や風水害など様々な自然被害が多数発生している現状を踏まえ、バスケットボールを通じた防災への取り組みとして、日本郵便様のご協力のもと、「そなえてバスケ supported by 日本郵便」を実施しております。その一環として、クラブとファンとが一体となって取り組むクラブ対抗戦「そなえてバスケ杯」を、2月1日(水)から4月2日(日)まで開催しています。
「そなえてバスケ杯」においては、「ディフェンス・アクション(防災バスケ)」と「ヤフー防災模試」の2つの防災アクションで得点を競い、クラブとともに各地域における防災教育を行っています。B.LEAGUEは本アクションを通して、B.LEAGUEおよびクラブが持つ発信力、地域を巻き込む力を活用し、一人でも多くの方に防災意識を高めていただくことを目指しております。
(リンク »)
「そなえてバスケ杯」のうち、「ディフェンス・アクション(防災バスケ)」は、「率先して防災、減災に取り組み、発信し、災害が引き起こす人々の悲しみを減らしたい」という想いから開発し、 「防災において大事な事」と「バスケの楽しさ」が融合したアクションを通じて、「備える人・動ける人・助ける人」を育てることを目指すプログラムです。このディフェンス・アクションを全国で実施することで、 「備える人・動ける人・助ける人」を1人でも増やし、過去の災害の教訓を防災減災につなげるべく活動しています。
(リンク »)
◆「そなえてバスケ杯」実施にあたってのB.LEAGUEチェアマン 島田 慎二 コメント
2023年は関東大震災から100年目にあたる年です。また、来たる3月11日には東日本大震災から12年を迎えます。今後も首都直下地震や南海トラフなど大きな地震が起こる可能性が指摘されている中、災害が起こってしまった際に被害を最小限に抑えるためには、1人1人の備えが不可欠です。
こうした状況を受け、日本郵便様のサポートにより実現した「そなえてバスケ supported by 日本郵便」の活動は、B.LEAGUEおよびクラブの発信力や地域を巻き込む力を生かして、多くのファンや地域の皆さまに災害が起こる前の備えを促していくことを目指しています。中でも今回の「そなえてバスケ杯」においては、多くのファンや地域の皆さまに災害への知識を高めていただき、地域、そして日本全体の防災力を高める一助になりたいと考えております。
B.LEAGUEでは、このような活動を通じて、クラブが地域に必要とされる存在になるとともに、バスケで日本を元気にすることに取り組み続けて参ります。
◆「そなえてバスケ杯」 実施概要
【実施期間】 2023年2月1日(水)~4月2日(日)
【開催内容】 クラブが行う「ディフェンス・アクション(防災バスケ)」とファンが参加する
「ヤフー防災模試」を実施。クラブ対抗で2つの防災アクションの合計ポイントを競い、
最も高いポイントを獲得したクラブが優勝いたします。
【表 彰】 B1優勝クラブ、B2優勝クラブ、B1準優勝クラブ、B2準優勝クラブ、
特別賞を決定し、優勝クラブ、準優勝クラブは表彰式を実施いたします
【特設サイト】 (リンク »)
◆「ディフェンス・アクション(防災バスケ)」とは
災害時の初期行動や備蓄品といった防災の学びをバスケットボールの学びと掛け合わせることにより、バスケットボールを楽しみながら防災を学ぶことが出来る、全6つのB.LEAGUEオリジナルプログラムです。
(リンク »)
※詳細はこちら: (リンク »)
◆「ディフェンス・アクション」実施情報
(リンク »)
①3月8日(水)仙台89ERS ホームゲーム会場
仙台89ERSバスケットボールスクールU9のこどもたちを対象に「ディフェンス・アクション」を実施します。
【開催場所】ゼビオアリーナ仙台(〒982-0007 宮城県仙台市太白区あすと長町1丁目4−10)
【日 時】3月8日(水) 16:00頃~17:15頃まで
②3月11日(土)福島ファイヤーボンズ ホームゲーム会場
小学3年生~6年生の男女(公募)を対象に、福島ファイヤーボンズの選手も参加し、ディフェンス・アクションとクリニック(バスケットボール教室)を実施します。
【開催場所】宝来屋郡山総合体育館 メインアリーナ(〒963-8016 福島県郡山市豊田町3番10号)
【日 時】3月11日(土) 14:40〜15:50
【参加予定選手】猪狩渉選手、土家大輝選手、本多青選手
仙台89ERSは東日本大震災を経験したクラブとして、福島ファイヤーボンズは東日本大震災をきっかけに立ち上がったクラブとして、これまで支えてくださった全ての皆様に感謝するとともに、スポーツを通じて、東日本大震災を語り継ぎ、防災意識を高めることに寄与し、勇気や希望、感動を与えられるよう活動を続けています。
仙台89ERS 志村雄彦 代表取締役社長 インタビュー
仙台89ERS 代表取締役社長であり現体制下でフロントスタッフ・選手を通じて唯一東日本大震災を経験された志村雄彦さんより当時の状況、そして仙台89ERSが地域のため、未来を担うこどもたちのために実施する活動「NINERS HOOP」についての想いを聞きました。
「震災直後、チームも活動休止となり、条件付きの活動再開を経て正式に復活となりましたが、今こうしてクラブが運営できているのも地元の皆さんのおかげだと思っており、その恩返しをしたいと常に考えていました。
そこで、様々な社会不安がある中で地元への恩返しとして地域と未来をつなぐ架け橋になるべく『NINERS HOOP』プロジェクトを2020⁻21シーズンにスタートさせました。
『未来=子ども達・フープ=輪、地域とのつながり』をコンセプトに、思いだけでなく形として活動を起こすべく、メインアリーナ以外にも宮城県内7~8箇所で公式戦を実施したり、バスケを通じて防災を学べる活動を行ったりと様々なプログラムを行っています。」
「今後は、震災に関わらず皆様への恩返し、地域に根差した活動・街づくりに貢献していきたいと考えています。ボール寄贈に加えて県内各地にリングを建設し、皆さんの憩いの場としてコートを立てていくプロジェクト等を検討しています。その過程でこどもたちにも宮城県を誇りに思い、仙台89ERSやバスケットボールがその循環の輪の中で良い影響をもたらす存在になれるよう今後とも頑張って参ります。」
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。