博報堂キースリー、DataGatewayとともにweb3時代の企業向けウォレットサービス「wappa」の提供を開始

株式会社博報堂キースリー

From: PR TIMES

2023-03-16 11:46

~分散型ID・ゼロ知識証明・ブロックチェーンの技術を活用~

株式会社博報堂キースリー(本社:東京都港区、代表取締役社長:重松俊範、以下、博報堂キースリー)は、DataGateway Pte. Ltd.(本社:シンガポール、CEO:向縄 嘉律哉、以下「DataGateway」)と共同で、web3時代の企業向けウォレットサービス「wappa」の提供を開始しました。企業が自社アプリ内でウォレットを実装したい場合や、NFTを活用したプロモーションを実施したい場合など、用途に合わせてウォレットを簡単に導入できるサービスを提供します。



[画像: (リンク ») ]


■背景
博報堂キースリーは、web3を日常生活に普及させるために、生活者が試したくなるような顧客体験の創造を目指し、web3事業の推進を行っています。現状、世界的に個人のデータ保護を行う法整備が進んでおり、今後企業が生活者の個人データを取得・利活用することはより難しくなっていきます。企業内では、データプライバシーに関連する法律への対応や、そのデータ取得・管理のオペレーションコストが年々増加してきている状況です。そのような現状に対し、web3時代ではデータの民主化が促進され、データの主導権が企業から生活者自身へと移り変わっていきます。そこで博報堂キースリーはDataGatewayと協業し、企業が個人情報を蓄積せずとも、顧客にアプローチできるサービス「wappa」の開発に取り組みました。

■「wappa」とは
「wappa」は、様々な個人に関連するデータやNFT、各種証明書等をユーザー自身の権利のもとに簡単に持ち運べるデータウォレットです。「wappa」の名前の由来は、日本古来のお弁当箱「曲げわっぱ」からきています。色々な食材を持ち運ぶことができるお弁当箱のように、「wappa」も様々なデータを持ち運び、それによって生まれる新しい体験を楽しんでほしいという願いを込めて名付けました。「wappa」は、生活者が自身のデータをより楽しく、かつ安全に管理活用できる未来を目指します。

■「wappa」APIの主な機能
ユーザーのみが自身の情報を閲覧・管理できるという思想のもと、分散型IDの発行と活用のための様々な機能を提供予定です。
・ユーザー端末及び分散型ストレージへのユーザー情報の保管/管理
・ブロックチェーンを基盤としたポイント発行管理
・QR/Bluetoothでのユーザー情報共有権限認証
・複数ブロックチェーンを跨いだNFT受取/閲覧/譲渡
・他社顧客IDとの連携/相互運用
・異なるブロックチェーン基盤との相互運用
・wappaウォレットログイン(SSO)
・第三者への個人情報開示に関する通知受信の選択と選択的情報開示(プリサイスマーケティング)
・趣味嗜好等、 自身に係る証明書を自分で発行する(自己主張型アイデンティティの発行)

■プリサイスマーケティングとは
「プリサイスマーケティング」とは、DataGatewayの特許出願中技術です。企業が個人情報を扱わずとも、分散型ID・ゼロ知識証明・ブロックチェーンの技術を組み合わせ、生活者にアプローチできる技術となっています。生活者は企業に個人情報を開示するかどうかを事前に選択し、企業はその承認が取れた生活者にのみ情報発信することができます。プリサイスマーケティングは、いわばweb3時代の新しいデジタルマーケティング手法となる仕組みです。今後、この思想に賛同していただける企業の皆様と、本技術の実証実験・社会実装をしていく予定です。

■共同開発・実証実験パートナーの募集
「wappa」を使った共同開発・実証実験を共に推進するパートナー企業を募集しています。「wappa」が提供する機能を自社アプリに実装させたい、「wappa」のシステム上でNFTを活用したプロモーションを実施したい、プリサイスマーケティングを使ってみたいなど、お問い合わせは、info@key3.co.jp までお願いいたします。

■DataGatewayについて
DataGatewayは、“Bridging the worlds between Web 2.0 and Web 3.0” というビジョンのもと、 データウォレットを通じ、「情報は自己がコントロールする=Data Self Sovereignty」の実現を目指し、製品・サービスの開発・提供を行う技術研究開発型企業です。
公式サイト: (リンク »)
LinkedIn: (リンク »)

■博報堂キースリーについて
博報堂キースリーは、株式会社博報堂とAstar Networkの開発の知見を活かしコンサルティングや開発サポートを行うStartale Labs JapanのCEO渡辺創太氏が共に2022年12月に設立した企業です。web3ハッカソンの企画・運営やデータウォレットwappaを活用したNFTプロモーション施策の企画立案など、クライアント企業と共に、より多くの生活者がweb3に参加できる社会の実現にweb3事業プロデュース会社として貢献していきます。
公式サイト: (リンク »)
Twitter: (リンク »)

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  2. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  3. 運用管理

    IT管理者ほど見落としがちな「Chrome」設定--ニーズに沿った更新制御も可能に

  4. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  5. セキュリティ

    シャドーITも見逃さない!複雑化する企業資産をさまざまな脅威から守る新たなアプローチ「EASM」とは

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]