「ココイロ」
毎週月~金曜 午後 7:54~8:00(関西ローカル)
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関西のさまざまな街の魅力にスポットを当てるゴールデン帯のミニ番組「ココイロ」が3月31日(金)で最終回を迎える。これに伴い、同枠で約21年間ナレーターを務めてきたトミーズ雅が卒業。先ごろ、その最後の収録に臨んだ雅が、番組への思いや裏話などを語った。
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雅は 2002年4月にスタートした「きらっと」、続く「美味彩菜」(2005年4月〜)、そして2009年の開始からおよそ13年半の長きにわたって愛されてきた「ココイロ」と3番組のすべての放送でナレーションを担当。聞く人が思わず笑顔になってしまうようなユーモラスで元気いっぱいの語りは関西の視聴者にすっかり浸透し、親しまれてきた。
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本人曰く「キレてる?って言われてもおかしくない(笑)」ほど全開のパワーがみなぎる雅流ナレーションは今やおなじみだが、意外にも最初に目指していたのは「森本レオさん風」のソフトな語り口をだったとか。「『きらっと』をやるまで本格的なナレーションなんてやったことなかったんで、どうする?と思ったときに森本レオさんがパッと浮かんで」。そこで、「きらっと」の初収録でチャレンジするも「スタッフさんから『雅さん、何やってるんですか?』『もっと大きい声で一所懸命しゃべってください!』って言われて(笑)。それで今みたいな大きい声を出すようになったんです」と秘話を明かした雅は、「ナレーションってね、普通にしゃべってるようなトーンでやるとやる気がないみたいに聞こえるんですよ。ちょっと大きいくらいの声がちょうどいい。当時はそれも知らんかったんです」と21年前をしみじみと振り返った。
(リンク ») 「ココイロ」のファイナル週となる3月27日(月)〜29日(水)・31日(金)は「僕の行きつけの大阪」と題し、子どものころから通っている地元のいか焼き店など雅に縁の深い大阪の店を紹介。声の出演だけでなく実際に店を訪れ、楽しい食レポを披露するなど 21 年を締めくくるにふさわしい特別編となっている。
「『雅さんの声、いつも聞いてます!』っていろんな人に言うてもらって、僕もホンマにうれしかった。ナレーションの楽しさをわからせてもらった番組でした」と語った雅は「『きらっと』が始まったときに7歳の小学生やったうちの三女も大きくなって、もうお母ちゃんです。こんなに長い間、見ていただいていたみなさんには感謝しかない。『ホンマにありがとう!』と伝えたいですね」と感慨深げだった。
なお、同枠では4月4日(火)から新番組「キラスマ〜キラリと光るスマイルの明日へ〜」がスタート(火曜・水曜のみ)。こだわりの趣味やお仕事で輝く人たちが教える日常生活を楽しむためのヒントや、さまざまなジャンルの専門家に学ぶすぐにマネできるプロの技紗織・家事テクなど、暮らしにキラリと光るスマイル=キラスマをもたらす情報を紹介。ナレーションは増田紗織(ABC テレビアナウンサー)が担当する。
【ゴールデン帯ミニ番組の変遷】
「きらっと」2002 年 4 月 1 日〜2005 年 4 月 1 日 全 721 回
「美味彩菜」2005 年 4 月 4 日〜2009 年 7 月 3 日 全 990 回
「ココイロ」2009 年 7 月 6 日〜2023 年 3 月 31 日 全 3121 回
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