IoTインフラ遠隔監視サービス「Infra Eye」の販売を開始

株式会社パスコ

From: PR TIMES

2023-03-28 11:20

道路橋の24時間監視でインフラマネジメントが変わる

株式会社パスコ(本社:東京都目黒区、以下:パスコ)は、道路橋を24時間監視するIoTインフラ遠隔監視サービス「Infra Eye(インフラアイ)」の販売を、2023年4月3日より開始いたします。
本サービスは、センサーの設置、センサーによる変位の計測、計測データのクラウドサービスでの提供、アラーム送信、センサー等のメンテナンスを含めた統合パッケージサービスです。
パスコは本サービスの提供を通じて、道路橋監視の効率化・省人化を支援します。



[画像1: (リンク ») ]


■ 社会背景と開発の経緯

高度経済成長期に集中的に整備された道路橋やトンネル・河川・上下水道・港湾などの社会インフラは、急速な老朽化が危惧されています。社会インフラの老朽化対策は、国を挙げて取り組む社会課題の一つであり、効果的な維持管理が求められています。社会インフラの中でも、道路橋は約73万橋もあり、そのうち約55%が2030年3月には建設後50年以上経過すると言われています。(※1)
国は、社会インフラ老朽化問題への対策として、「インフラ長寿命化計画」を進めているものの、自治体で点検・補修を行うには、財政的にも人員的にも現実的に厳しい状況にあります。
そこで注目されているのが、新技術を利用した業務の効率化です。パスコでは道路橋の維持管理業務の効率化と省力化を目指して、道路橋の変位を遠隔で自動計測するIoTセンサーを自社開発し、自治体の協力を得て検証を行ってきました。
※1:国土交通省 第28回社会資本メンテナンス戦略小委員会資料より(2022年4月)


■ サービスの特徴 ~IoTセンサーで道路橋の変位を24時間365日遠隔監視~

本サービスは、自社開発したセンサーを道路橋の桁端部と橋台をまたぐ形で設置し、遊間離隔(※2)をセンサーで24時間自動計測・記録する遠隔監視サービス(※3)です。計測結果は、クラウドサービスにより日次で確認することができます。また、センサーが日常的な変位量を超えた値を計測(※4)した際には、速やかにアラームメールを発信します。(特許出願中)
※2:桁と橋台の胸壁や桁同士がぶつかって損傷が起きないよう設けられる隙間の幅
※3:本サービスは構造物における変位の計測データを提供することにより、サービス利用者の遠隔監視を支援するものであり、目視点検を代替するものではありません。また、構造物の安全性、耐久性の有無を判断・保証するものではありません
※4:導入時に一定期間計測を行い、日常的な変位の値を確認したうえで、センサーごとにしきい値(境界値)を提案します


<本サービスの利用料> ※価格は税別表示です
「Infra Eye」の利用には、イニシャルコストとして基本料金20万円、センサー設置費10万円/台が必要です。(※5)センサー設置後のランニングコストは1センサーあたり月額1万円で、1日に換算すると約340円で運用が可能です。
※5:イニシャルコストはセンサーを設置する数や環境などにより変動します。詳しくは弊社営業にお問合せください。


<橋梁管理を強力にサポートする3つの特長>

1)IoTによる常時遠隔監視
[画像2: (リンク ») ]



◇ 橋台と橋桁の遊間離隔をセンサーで常時計測
◇ 日常的な変位計測データ(変位量・温度)は、毎日クラウドサーバーに蓄積、利用者はパソコンから閲覧可能
◇ 日常的でない変位を計測したときには、速やかにメールで通知




2)モニタリング“措置”による安心感
[画像3: (リンク ») ]


◇ 道路橋定期点検要領に示された、対策を実施するまでの“措置”としての「監視」に対応
◇ 変位を追跡的に把握する遠隔監視を実現
◇ “措置をしていない”という不安を低減


3)センサーは多様な道路橋に対応
[画像4: (リンク ») ]


◇ 低消費電力(電池駆動)よる5年間の長期間運用を実現(※6)
※6:5年は標準的な電池寿命であり、設置場所の環境により運用期間は変動します
◇ 電源工事や中継装置(ゲートウェイ)が不要で設置場所の制約が少ない
◇ 広範なエリア(※7)に散在する多様な橋梁に取付け可能(LTE Cat.M1のサービスエリア内)(※8)
※7:本州、九州、四国の島しょ部を除くエリアとします
※8:サービスエリア内であっても電波強度が低い場所においてはサービスを提供できない場合があります


<Infra Eyeによるセンサー監視が有効な橋梁>
◇ 定期点検の結果が良くないため「経過観察」をしたい橋
◇ 耐震補強や補修・更新が何らかの理由で先送りになっている橋
◇ 災害などで損傷し、その影響が不明な橋
◇ 防災上重要な緊急輸送道路などに架かる橋
◇ 建設年次が古く交通量が多い橋


サービスの詳細とお問合せはホームページをご覧ください:  (リンク »)

[画像5: (リンク ») ]




■本件に関するお問い合わせ先
株式会社パスコ (リンク »)
(報道機関) 広報部 press@pasco.co.jp
(お客様) お問合せフォーム (リンク »)


プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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