東欧の高度IT人材を活用して、海外向けデジタルプロダクトの開発支援などを行う株式会社SAMI Japan(本社:東京都世田谷区、 CEO:牧野 寛、以下、SAMI)は、テクノロジーを活用して世界を平和にするべく、国、民族、所属、性別、年齢を超えて一緒に働ける”仲間 - SAMI People”を増やしていきます。彼らと共に、身近にいる大切な人、日本全国の人、世界中の人がより豊かで楽しい人生が送れるような環境に少しでも貢献するべく会社を運営していきます。
これらを実現するため、2023年より、人材獲得競争に苦しむ日本の地方都市に東欧の高度IT人材を呼び込み、人材不足を補うと共に、地方から日本企業の国際化を進めます。
当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースはSAMIの夢です。
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■国、民族、所属、性別、年齢を超えた”仲間 - SAMI People”に共感・協力してもらえる会社を目指す
SAMIは、日本と東欧のテクノロジー産業に新しい事業機会を創出することをビジョンとして掲げるIT企業です。2023年3月に正式に島根県出雲市に開発拠点を置き、東欧の高度ITエンジニアたちと共にデジタルプロダクトの開発支援を手がけています。
SAMIのミッションは、”SAMI People”の輪を拡大していくことです。”SAMI People”とは、「国、民族、所属、性別、年齢を超えた仲間」と定義しています。国や言語が違う人と仲間になるためには、お互いに深い信頼関係があることがベースになります。そういう信頼関係構築のプロセスにあるものが、一緒に仕事をすること、同じ釜の飯を食うこと、同じ目的を共有して、困難を乗り越えることだと考えます。このような”仲間”に囲まれて生活するからこそ、人は人生をより豊かで楽しいものだと感じられると考えます。この”SAMI People”の輪が大きくなることで、世界は平和な方向に向かっていくと信じています。
■SAMIのモットーは、「何をやるか」より「誰とやるか」
インターナショナルチームであるSAMIの得意領域は、国境を超えた課題を解決するためのデジタルプロダクトの開発です。地方の人材不足を外国人材とのマッチングで解決したり、戦争で苦しむウクライナ人に日本での就職先を情報提供したりと、様々な越境プロジェクトを推進しています。国を跨いで起きている社会課題に対し、デジタルなソリューションを提供しています。一方で、SAMIでは、「何をやるか」も重要ですが、それ以上に「誰と一緒にやるか」ということをとても大事にしています。同じ目的を共有し、高い信頼関係で結ばれた仲間を増やしていくことで、世界中で起こっている様々な課題に取り組むことができます。
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■SAMIの3つのコア事業を紹介
SAMIでは、現在、東欧の高度ITエンジニアを活用した「新規事業/プロダクト開発支援事業」、オンラインピッチイベント管理プラットフォーム「SAMI VIDEO PITCH」、ウクライナ支援プロジェクト「Dopomoga.jp」という3つのコア事業を展開しています。これらのコア事業を運営していく中で、”仲間 - SAMI People”を増やし、一人でも多くの人の人生をより豊かで楽しいものにできればと思っています。
・東欧の高度エンジニアを活用した「新規事業/プロダクト開発支援事業」
SAMIは、外国人向けサービス開発を行う新規事業担当者やスタートアップ企業を対象に、東欧の高度IT人材を活用したプロダクト開発支援を行っています。このような企業の課題として、「ビジネスアイデアはあるが、ITサービスやプロダクトの開発経験が少ない」「日本のベンダーに依頼しても、外国人向けの自然なUXをデザインできない」「海外向けマーケティングの仕方がわからない」などが挙げられます。SAMIではそういった海外市場でのローンチを見据えたプロダクトを、東欧の高度IT人材と共に開発しています。
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・オンラインピッチイベント管理プラットフォーム「SAMI VIDEO PITCH」
ピッチイベント主催者とイベント参加者とのやりとりを円滑にし、ピッチ動画を簡単に撮影・提出・管理するためのプラットフォームです。これまで経済産業省後援のプログラムを始め、国内外のスタートアップイベントで広く利用されています。
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・ウクライナ支援プロジェクト「Dopomoga.jp」
ウクライナ避難民に対して、日本企業の求人情報や無償提供の住居に関する情報をウクライナ語で発信するプロジェクトを立ち上げ、SAMIのウクライナ人スタッフが毎日避難民からの問い合わせに対応し、FacebookやTelegramでの日本への避難に関する情報を発信しています。ウクライナ避難民の日本への移住と就労を支援します。
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これらのコア事業を運営していく中で、サービスのユーザーやプロジェクトに参画いただく日本企業のみなさんがSAMIの仲間になっていき、”SAMI People”の輪をさらに拡大していけるようにと願っています。
■2023年より、本格的に日本企業の国際化を推進します
「国際化」とは、日本で開発したプロダクトを海外に持っていくことに限りません。SAMIが考える、企業の「国際化」とは、日本企業が社内で海外人材を活用するにあたり、民族や言語が異なる人々でも受け入れることができる社内ルールや業務ツールを整備していくことであり、ひいては多様な人々を受け入れる価値観=企業文化が醸成されることです。むしろ、このような環境の中でこそ、海外でも普及するサービス・プロダクトが開発できると信じています。このような「広義の国際化」を、地方から日本全国に浸透させていくことを目指します。
それに向けて、SAMIが2023年に具体的に着手したいと考える事業は、現在SAMIが抱えている東欧の高度エンジニアの人材プールから、日本企業がれぞれ抱えているプロジェクトのニーズに合わせて適切な人材をアサインし、日本企業のプロダクト開発チームを国際化するというものです。これを実行するために、まずは、東欧のITエンジニアたちに、日本の企業文化に対する理解を深めてもらうために、オンラインで日本語のレッスンを提供し、訪日プログラムの企画をしています。
このような事業を、まずはSAMIの開発拠点のある出雲市で先駆的に展開し、成功事例を作ることに全力を注ぎたいと考えています。まずは、出雲を中心に”SAMI People”の輪を作っていき、将来的には、この輪を日本全国に拡大していきたいと考えています。私たちは、企業の成長を売上のみで評価するのではなく、いかに”仲間 - SAMI People”を増やしたか、という視点でも自らの企業価値を評価しています。
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■異なる背景を持った人と一緒に働いて、新しいものを生み出す喜びと苦悩
SAMIの代表牧野は、大学時代に留学先のロシアで日露会話クラブを立ち上げ、多くのロシア人・日本人との交流を持ちました。2011年の東日本大震災が起きたときは、その会話クラブのメンバーたちが親身になって路上での募金活動を手伝ってくれ、日本を支援するための「Moscow for Japan」という支援プロジェクトも発足しました。このような体験を通して、「異なる背景をもった人と単に交流するだけでなく、同じ目標に向かって一緒に働いて、新しい価値あるものを生み出したい」という思いが強くなっていきました。
数年後、その日露会話クラブで知り合ったロシア人の友人とともにSAMIを創業し、2023年で5期目を迎えます。この5年間で世界は大きく揺れ動き、新型コロナ感染症の流行やウクライナ侵攻によって、複数回事業をピボットしてきました。
国境をまたいで仕事をするということは、異なる考え方が融合してイノベーションを起こすきっかけを常に与えられることでもあり、同時に、異質なルール同士がぶつかり合い、惑わされることでもあります。SAMIが国境を跨いで事業を推進していく中で、大きな疑問が浮かんできます。なぜ他国に入国するためにはビザが必要なのか。なぜ世界は国境や言語で隔てられてしまったのか。国家や民族というのは作られたもので、日本がもしも大陸と地続きだったとしたら、きっと日本は日本ではなかったでしょう。たまたま大陸から切り離されたために、今の国境線が引かれただけなのでしょう。
SAMIは、国境も言語の違いも超えて、その違いを認め合える信頼関係を、働く仲間と築いていきたいと考えています。そんな ”仲間 - SAMI People” が世界中に1人でも多く増え、世界が平和な方向に向かうことを願っています。
■SAMI Japanへのコンタクト
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代表 牧野寛Twitter: (リンク »)
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「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。
<株式会社SAMI Japanについて>
創業以来日本と東欧・CIS諸国間で多数のITスタートアップを支援。ウクライナ侵攻を受けて、同地域で活躍するエンジニアやデザイナーたちと共に島根県出雲市に拠点を移し、既存事業であるWEBサービス開発、ソフトウェアの受託開発、新規事業開発に関わるコンサルティング事業を軸として推進しています。「SAMI(サーミ)」とはロシア語で「by ourselves(自ら)」の意味で、何事も自分ごととして自ら手を動かしていく、という思いが込められています。 (リンク »)
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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