フォーラムエイト、新製品「小規模河川の氾濫推定計算」をリリース

氾濫被害の激甚化・多発化に対応し3DVRハザードマップサービスにも活用



株式会社フォーラムエイト（本社：東京都港区港南2-15-1、社長：伊藤裕二、URL： (リンク ») ）は、国土交通省、国土技術政策総合研究所国土交通省による「小規模河川の氾濫推定図作成の手引き（令和2年6月刊）」に対応の氾濫推定図が作成できる、新製品のソフトウェア「小規模河川の氾濫推定計算」をリリースいたしました。

近年、気候変動による一級河川および二級河川（小規模河川）における氾濫被害の激甚化・多発化を背景として流域治水の考え方のもと、膨大な数の小規模河川に対して水害リスクの空白地の解消や見直しが進んでいます。本製品は「小規模河川の氾濫推定図作成の手引き」に基づき、地形データから河川情報を取得し、不等流計算による氾濫推定図を短時間かつ低コストで作成することができます。

さらに、本製品で作成した氾濫推定図の情報を、弊社製品の3DVRソフト「UC-win/Road」で作成したデジタルツイン空間に取り込んで可視化することで、浸水氾濫だけでなく交通・人流、避難など他の各種解析結果ともあわせて、統合的な災害対策シミュレーションが可能となります。

「小規模河川の氾濫推定計算」の主な機能：


地理院タイルの地形、航空写真を取り込み短時間に解析用ベースデータ生成
任意地形データ(CSV,xyz)取込み、DXFなどCADファイルからの地形取込み対応
横断測線から河道の横断図を自動生成し短時間のデータ入力が可能
断面生成後、各横断図の粗度係数の設定や、形状の修正が可能
不等流計算を実行後、手引きに沿った流下型氾濫、貯留型氾濫の氾濫推定図作成
解析結果はUC-win/Roadで可視化し3DVRシミュレーションが可能



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フォーラムエイトでは、これらの可視化技術を利用し、浸水・氾濫、避難・交通などの解析結果と連携した3DVRシミュレーションによるハザードマップを構築する「3DVR浸水ハザードマップサービス」を提供しており、熊本県・玉名市など自治体での活用事例があります。平面のマップから3DVRを構築し、浸水氾濫・津波などの高精度なリアルタイムシミュレーションと連携することで、直感的でわかりやすい避難誘導説明が実現し、地域の防災教育や避難訓練などで有効に活用できます。

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【関連情報】
▼小規模河川の氾濫推定計算
(リンク »)
▼ユーザ紹介：熊本県 玉名市（Up&Coming 141号掲載）
(リンク »)
▼3DVR浸水ハザードマップサービス
(リンク »)
▼VR Design Studio UC-win/Road
(リンク »)

プレスリリース提供：PR TIMES (リンク »)