アドビ、「XYZ世代間の生成AIに対する意識と使用実態」調査の結果を発表

アドビ株式会社

From: PR TIMES

2023-10-27 14:40

Z・Y世代にとって生成AIは「おもしろいコンテンツを生み出すもの」、X世代には「仕事を手伝ってくれるもの」

アドビは本日、全国の15歳~65歳の男女900名を対象にした、「XYZ世代間 (X世代:40-65歳/Y世代:25-39歳/Z世代:15-24歳)のAIに対する意識と使用実態調査」の結果を発表しました。



今回の調査で明らかになった主な結果は以下の通りです。
生成AIの認知状況では、世代間の傾向に差は見られないものの、X世代で最多。生活の中で目に触れる生成AIの比率はZ世代で最多であり、使用状況では、どの種類の生成AIにおいてもY世代の利用が最も高かった。

生成AIに対する世代別のイメージでは、Z・Y世代では「おもしろいコンテンツを生み出すもの(Z世代39.0%・Y世代34.0%)」が最多となり、X世代では「仕事を手伝ってくれるもの(37.3%)」が最多だった

生成AIを通し自分のクリエイティビティが向上すると思うかという設問では「向上すると思う(9.9%)」「やや向上すると思う(35.6%)」と、合わせて約半数の45.5%が向上すると回答。




生成AIの認知状況では、世代間の傾向に大きな差は見られないものの、X世代で最多を記録。生活の中で目に触れる生成AIの比率ではZ世代で最多となり、使用状況では、どの種類の生成AIにおいても、Y世代で最も高い利用経験となった


近年注目度が高まる生成AIについて、世代別に認知状況を聞いたところ、「生成AI」に対し「言葉の意味を知っている」「意味は知らないが、言葉を聞いたことがある」を合わせ、X世代で68.4% 、Y世代で67.4%、Z世代で59.4%と、X世代での認知が最も多い結果となりました。
生活の中で目に触れる生成AIの比率では、Z世代は「40%以上(20.0%)」と回答し、Y世代との差は4.7ポイント、X世代との差は9.7ポイントの結果が得られました。
文章生成AI、画像生成AI、動画生成AI、翻訳生成AI関する使用経験について聞いたところ、どの種類の生成AIにおいてもY世代の利用経験が最も高い結果が見られました。特に画像生成AIでは、Y世代では「使っている(11.0%)」「使ったことはあるが、現在は使っていない(12.0%)」合わせて23.0%となり、Z世代より3.6pt、X世代より16.3ptの差がありました。
この結果はアメリカで実施した「アドビ未来の働き手調査(Adobe Future Workforce Study ) (リンク ») 」の中でも「職場での生成AI使用について、Z世代は慎重なアプローチをとっている」という結果と重なります。
「テクノロジーに強い」と思われがちなZ世代ですが、その多くは生成AIといった新しいテクノロジーに関して慎重なアプローチをとっていることがうかがえます。
[画像1: (リンク ») ]


生成AIに対する世代別のイメージでは、Z・Y世代では「おもしろいコンテンツを生み出すもの(Z世代39.0%・Y世代34.0%)」が最多となり、X世代では「仕事を手伝ってくれるもの(37.3%)」が最多となる


生成AIに対するイメージでは、Z世代とY世代の意識が近い傾向を見せました。「おもしろいコンテンツを生み出すもの」がZ世代で39.0%、Y世代で34.0%と両方の世代で最多となり、続いて「仕事を手伝ってくれるもの」、「簡単に情報を検索してくれるもの」と続きました。
X世代では、「仕事を手伝ってくれるもの」が37.3%で最多となり、続いて「簡単に情報を検索してくれるもの」、「情報を検索してくれるもの」といった回答が得られました。
[画像2: (リンク ») ]


生成AIを通し自分のクリエイティビティが向上すると思うかという設問に「向上すると思う(9.9%)」「やや向上すると思う(35.6%)」と、合わせて約半数の45.5%が向上すると回答。


[画像3: (リンク ») ]


今回の調査結果を受け、アドビ株式会社 デジタルメディア事業統括本部 DX推進本部 常務執行役員 兼 Chief Digital Officerの西山 正一は、次のように述べています。
「昨今、生成AIに関する話題を目にすることが多くなっております。この度の調査を通し、X世代では仕事を手伝ってくれるという生産性向上するものというイメージが強い一方で、より若い世代では面白いコンテンツを生み出すもの、というイメージが強いことから、生成AIの役割や期待がより広範囲にわたっていると感じています。アドビは生成AIを「クリエイティブをサポートする副操縦士」として位置付けております。今年3月に発表以来、継続した機能拡張を図っている「Adobe Firefly( (リンク ») )」は9月には正式リリースとなり、商用利用可能となっています。今後も、アドビは生成AIの製品やサービスへの展開を広げるとともに、すべての人にクリエイティブの可能性と創造性を広げ、”Creativity for All : すべての人に『つくる力を』”を実現して参ります。」

アドビは、「日本のクリエイター、マーケターの力を解き放ち、ワクワクする日本のデジタル社会の未来像を発信する」ことを目標に、「アドビ未来デジタルラボ」を立ち上げ、noteで発信しています。この度の「XYZ世代のAIに関する意識調査」について、本リリース内で紹介しきれなかった結果を、note記事上でラボ研究員・西山の解説コメントとともに、紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

Survey深読みvol.3 Z世代は生成AIにアイデアをもらえることを期待!「生成AIに対する意識と使用実態調査」
URL: (リンク »)  


「XYZ世代間のAIに対する意識と使用実態調査」概要
調査方法:インターネット調査
実施対象:全国 男女 15-65歳 900人
(X世代:40-65歳/Y世代:25-39歳/Z世代:15-24歳、世代・性別それぞれ均等割り付け)
調査期間:2023年7月5日~2023年7月6日

「アドビ」について
アドビは、「世界を動かすデジタル体験を」をミッションとして、3つのクラウドソリューションで、優れた顧客体験を提供できるよう企業・個人のお客様を支援しています。Creative Cloudは、写真、デザイン、ビデオ、web、UXなどのための20以上の デスクトップアプリやモバイルアプリ、サービスを提供しています。Document Cloudでは、デジタル文書の作成、編集、共有、スキャン、署名が簡単にでき、デバイスに関わらず文書のやり取りと共同作業が安全に行えます。Experience Cloudは、コンテンツ管理、パーソナライゼーション、データ分析、コマースに対し、顧客ロイヤルティおよび企業の長期的な成功を推進する優れた顧客体験の提供を支援しています。これら製品、サービスの多くで、アドビの人工知能(AI)と機械学習のプラットフォームであるAdobe Senseiを活用しています。

アドビ株式会社は米Adobe Inc.の日本法人です。日本市場においては、人々の創造性を解放するデジタルトランスフォーメーションを推進するため、「心、おどる、デジタル」というビジョンのもと、心にひびく、社会がつながる、幸せなデジタル社会の実現を目指します。

アドビに関する詳細な情報は、webサイト( (リンク ») )をご覧ください。

(C) 2023 Adobe. All rights reserved. Adobe and the Adobe logo are either registered trademarks or trademarks of Adobe in the United States and/or other countries. All other trademarks are the property of their respective owners.

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウド基盤

    「情シス不足」が生み出す2大リスク--多忙な情シス部門が手放すべき業務とは?

  2. セキュリティ

    Google Chrome Enterprise が実現するゼロトラスト セキュリティの最新実情

  3. セキュリティ

    あなたの会社は大丈夫?--サイバー攻撃対策として必要な情報セキュリティの早分かりガイドブック

  4. ビジネスアプリケーション

    ITSM徹底解説!ビジネスに関わる全ての方へ--「ITSMクイックスタートガイド」

  5. セキュリティ

    ブラウザの可能性を Google Chrome Enterprise で追究、セキュリティ実現には?

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]