Microchip社、CryptoAuthentication TMとCryptoAutomotive TMの両ファミリでサポートされる最新のTrustAnchorセキュリティICを発売

マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社

From: DreamNews

2023-11-21 11:30

[NASDAQ: MCHP] - 自動車のコネクテッド化が進み、自動車が技術的に進化するにつれて、強化されたセキュリティ手段の要求も高まっています。政府と車載OEMの最近のサイバーセキュリティ要件では、より長い鍵長とエドワーズ曲線ed25519アルゴリズム規格が導入され始めています。これに応えるため、Microchip Technology Incorporated(日本法人: 東京都港区浜松町、代表: 櫟晴彦 以下Microchip社)は本日、複雑な車載および組み込みユースケースにも対応できる最新のTrustAnchorセキュリティICであるTA101( (リンク ») )の受注を開始しました。TA101はECC P521、SHA512、RSA-4K、AES256までの長い鍵長をより強化されたセキュリティ強度でサポートしています。また、短い鍵との下位互換性も維持しながら、現在の規制をクリアしており、要望に応じた調整にも対応できます。TA101はCryptoAuthentication TM( (リンク ») )産業用グレードファミリと、車載AEC-Q100 Grade 1準拠デバイスをサポートするCryptoAutomotive TM( (リンク ») )ファミリの両方で提供されます。

Microchip社のセキュリティICポートフォリオの最新のセキュア エレメントであるTA101は、車載セキュリティ、データセンター、産業用アプリケーションのサポートに特化して設計されています。この暗号コンパニオン デバイスは、公開鍵インフラストラクチャ、証明書管理、セキュア鍵ストレージ要件を含む暗号機能を処理するため、MCU(マイクロコントローラ)またはMPU(マイクロプロセッサ)と連携して機能します。TA101は簡易パッチ更新、メッセージ認証、TLS (Transport Layer Security)、セキュアブート、HDCP (High-bandwidth Digital Content Protection)、ファームウェア更新、セキュリティ アップグレード、所有権移転、鍵管理、WPC Qi(R) 1.3認証等の機能を備えています。

「セキュリティに関しては、現在の標準に準拠するだけでなく、一歩先を行く事が、OEMにとって非常に重要です。TA101は、256ビットのセキュリティ強度に対応する鍵長を採用しているため、現在だけでなく将来のアプリケーションも見据えた多様な鍵強度に対応できます」とMicrochip社セキュア コンピューティング部門担当副社長のNuri Dagdevirenは述べています。「また、Microchip社のモジュール式セキュリティ ソリューション手法を使うと、モジュールが対象とするアプリケーションに基づいて最適なサイズと価格のMCUを選択できる一方、標準化された1つのセキュリティ ソリューションでほぼ全てのセキュリティ要件を満たす事ができます。」

セキュアブートとメッセージ認証を処理するためのオフチップ部品であるTA101は、車載ネットワークのオンダイ マルチコアMCU/MPU管理に代わるアーキテクチャを実現します。本デバイスは広範なMCUまたはMPUと組み合わせて使え、コストの低減と迅速な商品化に役立つ柔軟なソリューションを可能にします。

TA101はCNSA (Commercial National Security Algorithm) 1.0スイート アルゴリズムとed25519曲線の両方に1つのICで対応できます。セキュアなコード開発および実装に関連するリスクを取り除くため、TA101はMicrochip社のCC (Common Criteria) ALC_DVS.2認定施設であらかじめプログラムおよびプロビジョニングされています。Microchip社の車載セキュリティ ポートフォリオの詳細はMicrochip社のウェブサイトのCryptoAutomotiveセキュリティIC( (リンク ») )のページをご覧ください。

開発ツール
TA101 は、CryptoAuth Trust Platform Development Kit および mikroBUS TMコネクタを搭載した複数のTA101ソケットボードが利用できます。 これらのソケットボードはmikroBUS Xplained Pro Extension Boardにも使用でき、SAM MCUを使用した設計を基に開発するためのさまざまなXplained Proボードに接続できます。

TA101のAUTOSAR MCAL(マイクロコントローラ抽象化層)はASPICE Level 2に準拠しており、またMicrochip社のCryptoAuthentication TMソフトウェア ライブラリでサポートされているため、業界標準のオペレーティング システムまたは暗号機能向けにカスタマイズされたソフトウェア スタックにシームレスに統合できます。またTrust Platform Development Suite(TPDS)を使用してプロトタイプを設定し、Microchip社のセキュアな工場でのプロビジョニングに備えることができます。

在庫/供給状況
TA101製品は本日より受注を開始いたします。詳細とご購入はMicrochip社の正規代理店にお問い合わせ頂くか、Microchip社のオンラインストアのウェブサイト (リンク ») をご覧ください。

リソース
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください。
● (リンク »)

Microchip Technology社について:
Microchip Technology社(以下、Microchip社)はスマート、コネクテッド、セキュアな組み込み制御ソリューションのトッププロバイダです。使いやすい開発ツールと包括的な製品ポートフォリオにより、リスクを低減する最適な設計を作成し、総システムコストの削減、迅速な商品化を実現できます。Microchip社は産業、車載、民生、航空宇宙と防衛、通信、コンピューティングの市場で125,000社を超えるお客様にソリューションを提供しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細はMicrochip社ウェブサイト( (リンク ») )をご覧ください。

詳細については、以下にお問い合わせください。
Daphne Yuen (Microchip社): daphne.yuen@microchip.com




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