シーメンスの傘下で、ローコード市場をリードするMendix(本社:オランダ ロッテルダム/CEO:レイモンド・コック)は本日、同社のローコードプラットフォームMendix 10のアップグレード版である Mendix 10.6の一般提供を開始することを発表しました。今回のリリースでは、画期的なテクノロジーである人工知能(AI)の導入を簡素化して促進し、最も幅広く戦略的に活用できるよう設計されたAI支援機能が初めて搭載されています。
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Mendix 10.6は、以下3つの主要な領域でイノベーションを提供し続けるというMendixのビジョンを実現するものです。
AIを活用して開発者の生産性を高める開発支援(AIAD)ツール製品群の開発およびより迅速で直感的な体験をもたらすエディタのアップデート
Mendixアプリケーションの拡張プロセスをAIにより大幅に簡素化する新しいツールの開発
可視性、透明性の強化、リアルタイムのインサイトやフィードバックの拡張による、組織のソフトウェアポートフォリオ全体を通じた生産及びデプロイの管理、最適化
未来に適合するMendixのプラットフォームは、インテリジェントなソリューションを開発する組織の能力をさらに高めます。これは、革新的でサステナブルなビジネスインパクトを可能にするAIや機械学習にローコードの手法を提供することによって実現されます。さらに、Mendix 10.6ではソフトウェア開発のライフサイクル全体を通じて最高レベルのガバナンス基準を埋め込むことで、スマートアプリケーションを提供するための複雑性をさらに低減します。
AIによる企業のビジネス価値実現に向けた競争
米調査会社Gartnerのアナリストによる(※1)と、今後2年以内にAIのビジネス価値を最大限に実現することが、企業にとって戦略的に不可欠になります。Gartnerは、2025年までに、生成AIが世界の全企業の90%のワークフォースパートナーになると予測しています。またHarvard Business Reviewは、生成AI、高度分析、API、AIを活用した意思決定などの形態を含む複合AIが、企業活動に大きな影響を与えるようになると推定しています。
(※1)Gartner プレスリリース: (リンク »)
しかし、Forrester社は、こうした市場の圧力がありながらも、企業は導入に際して大きな課題に直面していると説明(※2)しています。社内におけるスキルや能力不足、複数のテクノロジーの統合する際の複雑な問題、レガシーシステムを扱いながら競争力を維持する必要性があることなどを障害として挙げています。
(※2)Harvard Business Review掲載記事: (リンク »)
Mendixの最高エコシステム責任者、Jethro Borsjeは次のように述べています。
「今回の10.6 プラットフォームのリリースによって、革新的なAIの能力へのアクセスが民主化され、AIの導入に取り組むあらゆる企業のリスクや複雑さを軽減します。データサイエンティストやビジネステクノロジスト、開発チームの持つドメインの専門知識を活用することのできるプラットフォーム体験は、組織のAI投資が成果を実現するうえで出すために最適なものといえます。」
さらにBorsjeは次のように述べています。
「Mendix 10.6は、ばらばらのシステムやデータ、サイロ化したチームにある価値を見出し、最大限に活用することを目的に構築されています。企業のデジタルランドスケープ全体を通じたコラボレーションや監視体制を可能にすることで、Mendixはデータや情報をオートメーションや意思決定に結びつけることができます」
デジタルソリューションの創造のためのこうした企業向けの戦略的アプローチは、業界アナリストが常にリーダーに位置付けるMendixによって検証されています。最近では、Gartner®の「Magic Quadrant™ for Enterprise Low-code Application Platform(LCAP)」(※3)において、「実行能力」と「ビジョンの完全性」の両方でリーディングプロバイダーの評価を受けました。
(※3)2023 Gartner® Magic Quadrant™ for Enterprise Low-Code Application Platforms: (リンク »)
AIでよりスマートに働き、より迅速に開発
Mendixの製品マーケティング担当バイスプレジデントであるSheryl Koenigsbergは、次のように述べています。
「AIの価値が最も発揮されるのは、あらゆる能力を応用して、ソフトウェアでビジネスの問題解決を図る時です。Mendix 10.6 はAIの開発支援で、ソフトウェアの開発をより効率化して、開発者が戦略目標に専念できるようにします。Mendix 10.6は、さまざまなユースケースやモダリティ、戦略的重要事項にAIを組み込むことで、企業も大きな価値を得られるようにします。」
新しいAIADツールを得て、組織は最も意欲的な開発目標を設定して、それを実現できるようになります。主な新機能は以下になります。
Mendix Chatは、Mendixの生成AI戦略における基本的な機能を提供します。開発者はMendix Chatに質問して、インテリジェントなAIチャットボットからリアルタイムでガイダンスや提案を受けることができます。ベータモードで提供されているMendix Chatを繰り返すことで、将来的にはソフトウェア開発の要素を容易にしながらタスクの自動化も含まれるようになります。
MxAssistは、開発者によるアプリケーションのモデリング、コンフィギュレーション、最適化をリアルタイムで支援する、インテリジェントな”共同開発”ロジックのボット製品群(MxAssist ロジックボット、ベストプラクティス ボット、バリデーション支援等)です。MxAssistには新たなインターフェースや、Mendixで構築された1,200万の匿名化したアプリケーションロジックでトレーニングを行って改善されたAIエンジンも含まれます。
複数のパスウェイを活用したローコードによるAIの実現
Mendix 10.6はAIやMLを活用したスマートアプリケーションの構築プロセスを簡素化します。Mendixのプラットフォームは、サードパーティを通じた方法、ホステッド型のサービスという2つの方法、もしくはMendix Studio Proのランタイム内にオープンソースや機械学習(ML)モデルを組み込むことでAIの実現を効率化します。
クラウドベースのサービス向けに、MendixはAmazon Web Service(AWS)と協力して、AWSのマネージドサービス用の統合型セキュアコネクターを開発し、Studio Pro内の接続性を簡素化しています。AWS Bedrock等のコネクターによって、開発者は生成AIの機能をMendixで構築したアプリケーション内に組み込むことができます。
コストデータのプライバシーやパフォーマンス、あるいはカスタマイズされたAIモデルを必要とするデータを中心としたユースケース向けに、Mendix 10.6の MLキットによって、組織が独自データを使用したMLモデルのトレーニングを社内で行えるようになります。これは、Mendix Studio Proのランタイム内に、ONNX対応モデルを安全かつローカルで採用することによって実現します。Mendixはこうした機能を搭載した最初で唯一のローコードプラットフォームです。
開発者はMendixの拡張UI/UX機能を活用して、最新のプラットフォームアップデートで導入された単一のツールセットから、AR/VRアプリケーションやチャットボット、音声アシスタントアプリケーションを迅速に開発し、ウェブやあらゆるモバイルデバイスを通じてシームレスに実装することができます。
最後に、Mendix 10.6は、企業のアプリケーションランドスケープ全体を通じて透明性を高め、きめ細かな制御を行うためのツールを提供します。ユーザーの要件やシステム性能、ステークホルダーのアクティビティ、データ保護、ガバナンスやセキュリティに関するその他の要素はリアルタイムで視覚化され、新しいプラットフォームモジュールで一元化されます。この中には、本番環境のステータスオーバービューでアラートを発する新しいApplication Health(アプリケーション健全性)ダッシュボードやMendix Solutions Kitも含まれ、ソリューションの拡張や変更をダッシュボードで可視化し、運用を大幅に簡素化してメンテナンスニーズを低減します。
Koenigsbergは次のように述べています。
「AIの持つ可能性は、ソフトウェアのより迅速な提供や、正確性の実現にあるだけではありません。
企業自体の成長やデジタルトランスフォーメーションの推進にも活用できます。業界リーダーとして高く評価されてきたローコードプラットフォーム内のAIアプリケーションが、デジタル化を真剣に目指す企業にとっての重要なリスクを取り除きます。」
Mendixのホワイトペーパー「Building Smart Apps w/ Low-Code」(ローコードによるスマートアプリの構築)は下記URLよりダウンロードが可能です。
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Mendixについて
シーメンスの傘下で、最先端エンタープライズアプリケーション開発のグローバルリーダーであるMendix は、組織の複雑で高度な変革を支援する唯一のローコード プラットフォームです。
Mendixを活用することで、企業は極めて複雑化したエンタープライズ ソフトウェア開発における様々な課題に対処できるようになります。これはMendixがソフトウェア ポートフォリオのライフサイクル全域にわたって、組織のメンバー全員が、要件把握やアイデア形成から評価価値の組み込みに至る全プロセスに参画できるようになるからです。
ガバナンスとコントロールを遵守しながら、重要な問題に集中しましょう。組織を動員し、変化への対応力を強化しましょう。 そして次の大きなアイデアが浮かんだら、それを素早く成果につなげましょう。
現在、46か国4,000 以上の組織が Mendix を使用しています。既に30万人以上の開発者からなる活発なコミュニティにおいて95万を超えるアプリケーションが生み出され、その数は増え続けています。
出典:
1) Gartner Press Release, Gartner Says CIOs Must Prioritize Their AI Ambition and AI-Ready Scenarios for Next 12-24 Months,” October 16, 2023.
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2) Harvard Business Review; “5 Forces That Will Drive the Adoption of GenAI, December 14, 2023,
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3)Forrester White Paper, “The CIO’s Role in the Growth Agenda,” June 8, 2023,
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4)Gartner, Magic Quadrant for Enterprise Low-Code Application Platforms, By Oleksandr Matvitskyy, Kimihiko Iijima, Mike West, Kyle Davis, Akash Jain, Paul Vincent, 17 October 2023
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