㈱アシロが18歳〜49歳の2,510人を対象として”退職”に関する調査を実施 6割以上が「仕事をやめたいと思ったことがある」と回答!

〜退職したいと思った理由や、退職に向けた行動に移せない理由とは?〜

株式会社アシロ

2024-03-16 18:00

株式会社アシロ(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:中山博登、東証グロース市場 証券コード:7378)は、労働問題の相談・対応を得意とする弁護士・法律事務所を検索できるポータルサイト「ベンナビ労働問題」にて、18歳〜49歳の男女2,510人を対象に、退職に関するアンケート調査を行いました。 アンケート詳細はこちら: https://roudou-pro.com/columns/566/
総務省統計局の労働力調査によると、2023年平均の就業者数は6,738万人であり、そのうち328万人が転職をしていたことがわかりました(※1を参照)。4.8%の方が、会社をやめて他社に転職したということになります。
 しかしながら、退職したいと思えば誰もが退職できるわけではなく、行動に移せずに悩んでいる方も少なくはありません。そこで「ベンナビ労働問題」では、経営者・役員・無職を除く18歳〜49歳の男女2,510人を対象に、退職に関するアンケートを実施しました。
 これからも「ベンナビ労働問題」では、こうしたアンケートを実施すると共に、労働問題に悩む1人でも多くの方が、適切な選択をとれるように、情報を発信してまいります。
※1 2023年 労働力調査|政府統計の総合窓口 e-Stat
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<当調査の利用に関して>
1.当調査のデータを引用・転載する場合には、「出典:ベンナビ労働問題」の表記をお願いいたします。
2.出典元として下記ページへのリンクをお願いいたします。
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<調査の実施概要>
調査対象: 18歳〜49歳の2,510人
年齢割合:10代(10%)20代(30%)30代(30%)40代(30%)
調査方法: Freeasyを用いたインターネットリサーチ
調査日 : 2024年2月27日(火)〜2024年2月29日(木)

<調査サマリー> 
・アンケート対象者のうち64.6%が仕事をやめたいと思ったことがあるものの、退職に向けて行動に移しているのは、その内の28.4%に留まる。
・退職に向けて行動できない理由の1位は「経済的な不安」だが、「次の仕事が見つかるか不安だから」といった退職後の仕事に関する不安が続く。
・仕事をやめたい理由の1位は「給与が少ないから」だが、2位以降には「職場の人間関係が悪いから」といった労働環境への悩みが続く。
・仕事をやめたいと思ったことがある人のうち、半数以上が「誰にも相談していない」と回答。
・退職代行サービスの認知度は41.0%に留まるも、知っている方のうち71.9%は利用に肯定的。

●6割以上が仕事をやめたいと思うも、行動に移すのは3割弱に留まる
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はじめに「仕事をやめたいと思ったことがありますか?」と質問したところ、1,622人が「ある」と回答。実に全体の64.6%が仕事をやめたいと思ったことがあるようです。
 続いて仕事をやめたいと思ったことがあると回答した人に「退職に向けて実際に行動していますか?」と質問したところ、「はい」と回答した方は28.4%に留まり、71.6%は退職に向けた行動がとれていないことがわかりました。

●退職に向けて行動できない理由の1位は「経済的な不安」
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退職に向けて行動をしていないと回答した方1,161人に対して、その理由を伺ったところ、「経済的な不安があるから」が最多となり、回答件数は半数以上の615件にのぼりました。
また、「次の仕事が見つかるか不安だから」、「転職先でうまく行くかわからないから」、「新しい環境・人間関係に慣れるのが大変だから」といった、退職後の環境に対する不安が合計で799件となり、退職や転職に対して慎重であることがわかります。
一方で「やめると言いづらいから」や「同じ部署の人に申し訳ないから」といった、現職への引け目から退職を踏みとどまってしまう方もいるようです。
※複数回答のため回答件数が回答人数と異なります

●仕事をやめたい理由の1位は「給与が少ないから」
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仕事をやめたいと思ったことがあると回答した方1,622人に対して、「仕事をやめたい理由はなんですか?」と質問したところ「給与が少ないから」と回答した方は801人となり、2位の「職場の人間関係が悪いから」の543人と比較して1.47倍となりました。
 一方で、「やりがいが感じられないから」、「仕事が多過ぎる/ノルマがきついから」など、業務そのものに対する不満を理由に挙げている方は合計で855人となり、報酬・評価や人間関係、業務の内容や将来への不安など、さまざまな理由で仕事をやめたいと思う方がいるようです。
 また回答の対象者が1,622人であるのに対して、本質問は複数の回答が可能であるため、合計で4,209件の回答が寄せられました。
実に1人あたり平均して3.6件の”退職をしたい理由や悩み”があることがわかりました。
※複数回答のため回答件数が回答人数と異なります

●多くの方が独りで悩むも、具体的な行動をとる方も一定数いる
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仕事をやめたいと思ったことがあると回答した方1,622人に対して、「仕事をやめたいことを誰かに相談しましたか?」と質問したところ、「誰にも相談していない」と回答した方は778人にのぼり、全体の47.8%が、独りで悩んでいます。
 一方で、「転職エージェント」へ相談することにより、退職するための具体的な行動をとっている方も一定数いるようです。
※複数回答のため回答件数が回答人数と異なります

●退職代行サービスの認知度は半数以下だが約7割が肯定的
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 本アンケート調査の対象者2,510人に対して、会社と直接やりとりをせずに退職を申し出ることができる「退職代行サービス」について知っているか質問したところ、「はい」と回答した方は41.0%に留まり、認知度は半数以下に留まりました。
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 続いて退職代行サービスを知っていると回答した方1,028人に対して、「退職代行サービスを利用する人をどう思いますか?」と質問したところ、「積極的に使ってもよいと思う」、「場合によっては使ってもよいと思う」と回答した方は71.9%となり、肯定的な考えの方が多いようです。
 次は、退職代行サービスを知っていると回答した方に、退職代行に対するイメージを伺いました。

●退職代行に対する良いイメージ
・相手が悪質な会社や職場の場合は、利用していいと思います。(42歳/男性)
・退職の撤回を強要される可能性があるとか、仕事が原因で心身ともに疲弊してしまったなど、自分自身で対処できない時には利用してもいいと思う。(34歳/女性)
・直接退職も申出せないほど追い込まれている職場では利用すべきだと思う。
(29歳/男性)
・退職させないように職場からの威圧などがあれば知識がある第三者の介入は有効だと思う(35歳/女性)
・退職したいけど出来ない状態や妨害に合う方へのセイフティーネット。
(36歳/男性)
・ブラック企業から逃れる時に、会社側と煩雑な手続きを経ずに即退職できる。
(39歳/男性)
・退職するときの気まずさを感じてストレスになるくらいなら、使うのは精神衛生上いいと思う。(29歳/女性)

●退職代行に対する悪いイメージ
・突然退職されたら、残りの従業員の負担が増えるので大変だと思う。(23歳/女性)
・利用料金が大なり小なりかかる。(34歳/男性)
・気軽に辞める、自分勝手な理由で辞める、相談もなしにいきなり辞めるなどなんのアクションも会社に起こさず辞める人が安易に使うのはイメージが悪くなる。(35歳/女性)
・必要な意思疎通が図られない可能性がある。(42歳/男性)
・本来自分で言うべきだと思うが、そういったサービスを使わざるを得ない会社の体質、環境を経営者は考えるべきだと思う。(47歳/男性)
・急に退職となると、引継ぎも出来ない状況になることが多いと思うので迷惑をかける
(49歳/女性)

●調査結果のまとめ
 さまざまな価値観の人同士が組織内で仕事に取り組む以上、悩みや不満から、退職したいと思うことがあるのは自然なことであり、それ自体は決して悪いことではありません。
 ただし、必ずしも悩みや不満に対して向き合い続けることが良いといわけではなく、ご自身の状況やキャリア、場合によっては健康状態を鑑みて、正しい選択をすべきです。
 職場環境によっては退職を申し出ることが難しい場合もあるため、必要に応じて退職代行サービスや労働問題の相談を受け付けている弁護士、行政の専門機関の窓口への相談も検討したほうが良いかもしれません。
 「ベンナビ労働問題」ではこれからも、こうしたアンケート調査を通じて、労働に関するさまざまな悩みや問題を抱える方に向けて、より正しい選択肢をとれるような情報を発信してまいります。

■当調査の掲載記事
【2,510人の社会人に聞いた!】仕事をやめたいと思ったことはありますか?
調査サイト: (リンク »)

■「ベンナビ労働問題」について
労働問題の解決を得意とする弁護士とユーザーの架け橋となる、国内最大級の労働問題特化の法律相談サイトです。残業代請求や不当解雇、ハラスメントなど、さまざまな労働問題に対応する弁護士を探して電話・メールで相談が可能。東京/大阪/福岡など全国に対応し、土日/祝日/夜間対応の弁護士も掲載しています。
サイトURL: (リンク »)

■株式会社アシロ 概要
・代表者 : 代表取締役 中山 博登
・所在地 : 東京都新宿区西新宿6丁目3番1号 新宿アイランドウイング4F
・資本金 : 608百万円(2023年10月末現在)
・設立   : 2016年4月
・従業員数: 80名(2023年10月末時点)
・事業内容:
―インターネット上で法律情報や弁護士情報等を提供する「リーガルメディア関連事業」
―弁護士等の士業や管理部門に特化した人材紹介サービスを提供する「HR 事業」
・サイトURL: (リンク »)

<本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先>
株式会社アシロ 経営推進部 広報グループ:鈴木
Tell:03-6279-0825 Fax:03-6279-4582 Mail:contact_media@asiro.co.jp

このプレスリリースの付帯情報

ベンナビ労働問題

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