医療現場および家庭での心電図管理を専用パソコンソフトでサポート。

オムロンヘルスケア株式会社

From: 共同通信PRワイヤー

2024-04-09 10:00

~オムロン 携帯型心電計 HCG-9010U 4月9日発売~

オムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:岡田 歩、以下当社)は、動悸や胸痛などの症状を感じた時に胸にあてるだけで、医師の診断に有用な心電図データ*1を記録できる「オムロン 携帯型心電計 HCG-9010U」(以下HCG-9010U)を4月9日に発売します。HCG-9010Uは、新たに開発されたパソコン管理ソフト「オムロン 心電図管理ソフト HCG-SOFT-3」*2との連携が可能です。さらに、医療関係者専用ソフト「オムロン 判読支援ソフト HCG-SOFT-CL2」(別売)*3と連携することで、心電図データの判読や患者ごとの心電図データ管理をサポートします。なお、HCG-9010Uは、2024年2月20日に発売した「オムロン 携帯型心電計 HCG-8010T1」(以下HCG-8010T1)のシリーズ商品です。

 

日本における死因の第1位は悪性新生物(がん)で24.6%、第2位の心疾患が14.8%だと言われています。*4不整脈のひとつである心房細動や初期の虚血性心疾患*5では、胸の痛みや動悸、息切れなどの自覚症状を感じることがあります。しかし、これらの症状はいつ発症するかわからず、症状を感じたあとに治まることも多いため、診断に必要な発症時の心電図データを記録することが難しいと言われています。

 

HCG-9010Uは、胸の痛みや動悸などの症状を感じたときに、胸に本体の電極部をあてるだけで手軽に心電図を記録できる携帯型心電計です。右手の人さし指を指電極にあて、胸電極を素肌の左胸*6に密着させると、約30秒間で心電図(12誘導心電計のV4相当部位)を記録できます。また、「オムロン 判読支援ソフト HCG-SOFT-CL2」に患者IDを登録することで、患者毎の心電図データと解析結果を一括で管理できます。さらに、心電図データに担当医師名や心電図記録時の症状などの情報を入力できます。「オムロン 心電図管理ソフト HCG-SOFT-3」では、患者自身がパソコン画面上で心電図データと解析結果を確認することができます。また、記録した心電図データは印刷が可能なので、症状を感じたときの心電図を医師と共有することができ、不整脈や虚血性心疾患などの早期発見、治療に役立ちます。

 

当社は「脳・心血管疾患の発症ゼロ(ゼロイベント)」を循環器事業のビジョンに掲げ、高血圧や心不全の早期発見に取り組んでいます。家庭での心電図記録の普及と活用を加速して「心房細動」の早期発見・重症化予防によるゼロイベントの実現に挑戦していきます。

 

*1 12誘導心電計のV4相当部位

*2本製品を使用するには、「オムロン 心電図管理ソフト」をパソコンにインストールする必要があります。

*3 「オムロン 判読支援ソフト HCG-SOFT-CL2」(別売)は医療機関向けのソフトウェアです。

*4厚生労働省 令和4年(2022) 人口動態統計月報年計(概数)の概況

*5動脈硬化や血栓で心臓の血管が狭くなり、心臓に酸素・栄養がいきわたらず、運動やストレスで前胸部などに痛み(心臓の痛み)、圧迫感といった症状を生じる状態

*6左乳首の下約5cm

 

【主な特長】

1. 機器本体を胸にあてるだけで、30秒間の心電図波形を記録

胸痛や動悸を感じたとき、本体の電源を入れ右手人さし指を指電極に接触させ、胸電極を素肌の左胸にあてるだけで、心電図波形を記録できます。また本体メモリには最大100件の心電図データを保存できるので、長期間の心電図データを医師と共有することができます。

【画像: (リンク ») 】

HCG-9010U使用イメージ

 

2.判読支援ソフトで患者ごとに心電図波形や解析結果を管理できる

医療関係者専用ソフト「オムロン 判読支援ソフト HCG-SOFT-CL2」では、心電図波形とR波やRR間隔など11項目の解析結果を表示します。また事前に患者IDを登録しておくことで、ID別にフォルダが作成され、患者ごとに心電図波形や解析結果を管理できます。さらに選択した心電図データに医師名、記録時の症状などの情報を追加・編集できるため患者の状態を詳しく確認することができます。

【画像: (リンク ») 】 判読支援ソフト HCG-SOFT-CL2の画面イメージ

 

3.一般ユーザーも心電図記録をパソコンでデータ管理できる

記録した心電図波形と解析結果を「オムロン 心電図管理ソフトHCG-SOFT-3」で確認できます。解析結果は、「心拍速め」「心拍遅め」「拍動に乱れ」「波形に乱れ」「乱れなし」「解析できません」を組み合わせて13通りのメッセージを表示します。自覚症状や記録状況など、記録時の情報を記入することができ心電図と合わせて医師に見せることで不整脈や虚血性心疾患などの早期発見、治療に役立ちます。

【画像: (リンク ») 】

心電図データのPDF出力イメージ

 

【主な仕様】

【表: (リンク ») 】

 

 



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