インパクトホールディングス株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:寒河江 清人) の連結子会社でICT及びIoT製品の企画、開発、製造、製造受託、販売、保守、デジタルサイネージを中心としたトータルソリューションの提供を行なっている株式会社impactTV (本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:川村雄二、以下 「impactTV」 ) は、流通小売向けに万引き抑止サイネージ 「見てるゾウ」 の販売を開始します。
開発背景
コロナ渦で減少していた訪日外国人の来日が再度進み、インバウンド需要が回復傾向にある中、万引き・盗難は各流通小売店の経営に再び深刻かつ直接的な打撃を与えています。 「防犯カメラ設置は進む一方、設置工事、導入・運用コストの問題、また犯罪発生後の証拠を得る手段としては機能しても、犯罪自体を防ぐ効果を見込みにくい」 という声が寄せられておりました。
そこでimpactTVでは、累計出荷205万台を超えるサイネージで培われた技術ノウハウを活用し、 「見てるゾウ」 を万引き・盗難防止の次世代ツールとして、新たに開発しました。
「見てるゾウ」 とは
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「見てるゾウ」 は、犯罪発生の抑止、手軽な設置を基本コンセプトとしています。内蔵カメラによるリアルタイム監視と人検知機能による自動発声を主な特徴として、見ていることを気づかせることで万引きをはじめとする犯罪やトラブルを抑止します。またネットワークとの接続を必要とせず、設置工事も発生しないため、従来の防犯カメラに比べて大幅なコスト削減が期待できます。
更に撮影ファイルは端末の内部メモリ、またはSDHCカード (別途オプション) に残すことができるため、防犯カメラの役割を果たすほか、画面に任意のテキストロールを流したり、画面の一部に別コンテンツを映し出したりすることも可能です。
「見てるゾウ」の主な製品特徴
・撮影モードが選べる−静止画または動画のいずれかを選択できます。自動撮影の間隔や解像度も設定可能です。
・画面構成が選べる−監視画面と任意のコンテンツを同時に表示することができます。レイアウトパターンを選べます。
・簡単設置−コンセントに電源プラグをつなぎ、電源を入れるだけですぐに使えます。通信費は発生しません。
・自動発声−2つの前面スピーカーから音源を再生します。音声や再生間隔、機能のON/OFFの設定が可能です。
・文字表示−テキストを画面に表示できます。テキストの変更も可能です。
先行導入店舗での効果検証
輸入雑貨店における導入前後の比較検証では、導入直後から万引き・盗難に効果を発揮し、商品ロス率、売上総額に占めるロス金額も減少する結果となりました。これにより 「見てるゾウ」 導入費を1ヶ月で回収できるほどの効果となりました。
ハードウェア仕様
端末 : impactTV社製 Android端末7インチ/10インチ (2サイズ)
液晶 : 静電容量方式タッチパネル IPS 液晶
輝度 : 400cd
スピーカー : 2W×2
ストレージ : 内部メモリ8GB (使用可能メモリ4.8GB) 、またはSDHCカード
外 寸 : W191×H116×D22/W257×H163×D22mm
電源 : AC100V(ACアダプタ12V1.5A使用、ケーブル長3m)
消費電力 : 8W/10W
今後の展望
impactTVでは、店舗店頭の現場から寄せられる声をもとにした製品改良、開発を引き続き実施していきます。
IoT/ICTテクノロジーでDXを推進し、社会、環境にimpactを与える 『impactTV』 というコンセプトのもと、 「economic society (経済社会) 」 「electronics device (電子機器) 」 「environment (環境) 」 の3つをプラットフォームと定義づけるとともに、ESG経営に取り組み、各領域における事業活動を通じて社会課題の解決を目指し、SDGs達成にも貢献してまいります。
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