モルフォAIソリューションズ、東京大学とAI-OCRを活用した研究開発を開始

モルフォ

From: PR TIMES

2024-04-22 11:46

デーヴァナーガリー文字OCRによってインドの文献解析に寄与

モルフォグループにおいてAIの事業化を担う、株式会社モルフォAIソリューションズ(所在地:東京都千代田区、代表取締役:神田武、以下 モルフォAIS)は、国立大学法人 東京大学(以下 東京大学)とともに、「デーヴァナーガリー文字OCRの実用化と文献データベースの利活用にむけた応用研究」に向けて、AI-OCRを活用した研究開発を開始したことをお知らせします。



[画像1: (リンク ») ]

モルフォAISは、2022年7月1日より大学図書館・地方図書館・自治体からのデジタル田園都市構想を背景としたデジタルアーカイブ事業や読書バリアフリー法対応のニーズを受け、市販AI-OCRソフトとして近代書籍対応の「FROG AI-OCR」を提供してきました。

今回、AI-OCRの開発や導入ノウハウを有するモルフォAISとサンスクリット文献学の専門的知識を有する東京大学が共同でAI-OCRを開発し、サンスクリット文献に使用されているデーヴァナーガリー文字のテキストデータベース化を加速させる研究に取り組みました。

本研究について


本研究「デーヴァナーガリー文字OCRの実用化と文献データベースの利活用にむけた応用研究」(JSPS科研費基盤研究(B))では、デーヴァナーガリー文字を読み取るための光学文字認識(OCR)ソフトウェアの開発と実用化を目指し、そのOCRを用いて読み取ったサンスクリット文献群のデータベースを利活用するための応用研究を行います。デーヴァナーガリー文字とは、ヒンディー語、マラーティー語、ネパール語などの現代語のみならず、インド圏の文化や歴史などについて多くの史資料を残すサンスクリット語の表記のための主要な文字として使用されてきたインド系文字の一つです。他の人文系分野同様、サンスクリット文献学の分野においても文献のデジタルアーカイブ化やテキストデータベース化は最重要課題であり、これまでも世界各国で様々なプロジェクトが展開されてきました。
しかしながら、これらのプロジェクトはいずれも手作業によるデータ化が中心であり、個々の研究者の多大な時間と労力を要している状況です。


このような状況をふまえ、これまで手作業で行われてきたテキストデータ採取の方法を自動化するため、本研究では「FROG AI-OCR」のコアエンジンとして利用している国立国会図書館のNDLOCR(※)を改良することで、デーヴァナーガリー文字のOCRテキスト化を可能としました。
現在は、その読み取り結果を検証してOCRの精度を改善する研究段階となりますが、最終的には手作業での転記や修正作業の手間を大幅に削減することを目指しています。


今後もモルフォAISは、産官学との連携により、多様な用途のAI-OCRを新たに開発していく予定です。


東京大学 加藤 隆宏 様コメント


本研究によって開発されるデーヴァナーガリー文字OCRは、私たちが専門的に研究するサンスクリット語写本を自動でテキストデータ化することを第一の目的としております。しかし、OCRが実用化されるようになれば、その延長線上に様々な可能性が開けていきます。
インド国内外には、いまだ多くの文献資料が手書き写本として残されており、最近では、国家的プロジェクト主導のもと、デジタル撮影・デジタルスキャンなどによって電子アーカイブ化が進められています。ただ、これだけではまだ充分とはいえず、こうした写本資料のテキストデータ化、さらにはデータの構造化が近い将来には必ず必要になってきます。OCRによるサンスクリット語写本資料の読み取りについては、これまでほとんど手が付けられてこなかった研究分野で、今回の取り組みは世界的にみても先駆的な研究プロジェクトとなっていくことが期待されます。


モルフォAIS 代表取締役 神田 武コメント


デーヴァナーガリー文字OCRプロジェクトは、技術革新を通じて文化的遺産を保存し、広く共有するという私たちのミッションに合致するものです。東京大学様との共同研究を通じて、私たちは知識の壁を取り払い、全人類が共有できる価値ある資源を創り出すことに尽力します。本研究の成功は、当社のAI-OCR技術の応用範囲を広げ、未来の文献解析に対する大きな前進に寄与すると確信しています。貴重な機会をいただいた東京大学様、凸版印刷様に深い感謝を申し上げます。


OCR処理サンプル


国立国会図書館のNDLOCRを改良し、デーヴァナーガリー文字向けに追加学習をすることで、以下のサンプル画像のような処理をすることが可能となりました。
[画像2: (リンク ») ]

関連製品


・FROG AI-OCR製品ページ
(リンク »)

・FROG AI-OCR紹介ムービー
[動画: (リンク ») ]

・FROG AI-OCRお申込み・問い合わせ窓口
(リンク »)
こちらより無償トライアル頂く事が可能です。

関連プレスリリース


2022年4月28日
モルフォAIソリューションズが、国立国会図書館の最新AI技術を活用したOCR処理プログラムの開発を完了
(リンク »)


2022年5月9日
モルフォAIソリューションズが、国立国会図書館から視覚障害者等用のOCR開発を受託
(リンク »)


2022年6月14日
世界初、近代書籍対応の市販AI-OCRソフト「FROG AI-OCR」新発売
(リンク »)


2023年12月05日
近代書籍対応AI-OCRソフト「FROG AI-OCR」の研究者向けパッケージプランを発表
(リンク »)


注釈


※「FROG AI-OCR」は、国立国会図書館のNDLOCRをコアエンジンとして利用しています。
※NDLOCRは、国立国会図書館がCC-BY-4.0のライセンスで公開しているものです。( (リンク ») )


株式会社モルフォAIソリューションズについて


モルフォAIソリューションズは、AI(人工知能)の事業化に取り組む企業です。行政、電力、交通、製造といった社会インフラの領域で、AI-OCRやAIカメラをはじめとする最先端のAI技術の導入と実運用を推進しております。


所在地:東京都千代田区神田錦町2−2−1KANDA SQUARE 11階 WeWork内
代表者:代表取締役 神田 武
設立:2019年12月
事業内容:AIコンサルティング、システムインテグレーション、SW・HW販売など
ホームページ: (リンク »)

株式会社モルフォについて


モルフォは「画像処理/AI(人工知能)」の研究開発型企業です。高度な画像処理技術を組み込みソフトウェアとして、国内外のスマートフォン、半導体メーカーを中心にグローバルに展開しています。また、カメラで捉えた画像情報をエッジデバイスやクラウドで解析する、AIを駆使した画像認識技術を車載や産業IoT分野へ提供し、様々なイノベーションを先進のイメージング・テクノロジーで実現しています。


所在地:東京都千代田区神田錦町 2-2-1 KANDA SQUARE 11階WeWork内
代表者:代表取締役社長 平賀 督基(まさき)、【博士(理学)】
設立:2004年5月26日
資本金:1,783,958千円(2023年10月31日現在)
事業内容:画像処理およびAI(人工知能)技術の研究・製品開発。スマートフォン・半導体・車載・産業IoT向けソフトウェア事業をグローバルに展開。
ホームページ: (リンク »)
Facebook: (リンク »)
X: (リンク »)

お問い合わせ先


モルフォAIソリューションズ 石崎
メール:contact@morphoai.com

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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