株式会社吉川国工業所(本社:奈良県葛城市、代表取締役社長:吉川利幸)は、2030年までにCO2排出量を35%削減する(2022年比)目標の達成に向けた取り組みの一環として「環境省・二酸化炭素排出抑制事業」の採択を受けた製品の発売を開始しました。4/22(月)より、「like-it」のブランド公式ストア「likestore」で数量限定で販売いたします。
[画像1: (リンク ») ]
約1.5kgのCO2削減効果
今回発売したのは吉川国工業所オリジナルブランド「like-it」で人気の大容量コンテナー
「スタックアップコンテナ―」の型を活用した商品。
発泡成形とCNFを採用することで、LCA(ライフサイクルアセスメント)の観点から
これまでの製品に比べて約8%のCO2を削減することに成功いたしました。削減量は約1.5kgです。
[画像2: (リンク ») ]
発泡成形の採用
製品の成形時に窒素ガスを注入する物理発泡成形によってプラスチック量を削減。
さらに軽量化にもつながり、使うときの負担はもちろん物流時の環境負担も軽減できます。
見た目もこれまでに無い高級感を演出します。
日用品成形メーカーとしてこの技術を取り入れたのは日本で初めてです。
[画像3: (リンク ») ]
Nacel:セルロースナノファイバー(CNF)PP複合材の活用
全ての植物の基本骨格物質であるセルロースナノファイバー(CNF)を
ポリプロピレンに複合させる事で、強度を上げる事とプラスチックの削減を両立させています。
[画像4: (リンク ») ]
アンティークな風合い
CNFと発泡成形を組み合わせる事でこれまでにないアンティーク調に仕上がりました。
シックで落ち着いた部屋にもなじむ色とデザインです。
販売ページはこちら
(リンク »)
■CNFとは
植物由来の結晶遷移を超微細化したもので、鋼鉄の1/5の軽さで鋼鉄の5~8倍の強度を有するといわれ
現在その製造並びに実用化開発が本格化しています。
(CNF新製品の特長)
・従来品に比べ軽量で寸法安定性がよいため、使いやすく商品のかたちが綺麗にでる。
・ベース原料(ポリプロピレン)の3倍の剛性があるため、簡単に壊れない。
・独特の質感、温かな手触り感でデザインとしてもマットな印象を与える。
・CNFは植物由来のため、エコ材料でありCO2削減効果がある。
■Nacelとは
2019年に同社が初めてCNF/PP複合材料を使用したプラスチック製品の開発に成功した際に
登録した新素材の名称。
■スタックアップコンテナ―とは
吉川国工業所の自社ブランドlike-itで販売中の頑丈で多目的に使えるコンテナー。
コンテナー全体に細かな面をジグザグに連結させた構造体を採用し、耐久性と容量を両立させたデザイン。
衝撃にも優れ、車のトランクや屋外でも安心してお使いいただけます。
■株式会社吉川国工業所とは
プラスチックの資源循環を総合的に推進し、
商品を通じて美しい収納、ぬくもりのある快適な暮らしを生活者に提供する。を理念に掲げ
日用生活雑貨等のプラスチック製品の企画と製造、及び「like-it」というオリジナルブランドで販売を行っている。
like-it オフィシャルストア: (リンク »)
like-it オフィシャルInstagram: (リンク »)
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。