大分工業高等専門学校(大分県大分市 校長:坪井 泰士 以下「大分高専」という。)の足踏みミシンボランティア活動がクラウドファンディング「READYFOR」でプロジェクトを立ち上げます。
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◆足踏みミシンボランティア活動とは
2003年から活動を開始し、日本各地から寄贈していただいた足踏みミシンを修理して主に東南アジア諸国へ寄贈、現地へ渡航して修理指導を行っています。足踏みミシンは電気を必要としないため、電気の供給が不安定な地域でもいつでも使用できるというメリットがあります。足踏みミシンによって収入が増え、学校や病院に行けるようになるなど現地の人々の生活向上及び就労支援を目的としています。現地の人々の生活を助けることはもちろんですが、学生が実際に現地へ渡航して現地の人々の生活状況を体験することは、学生自身大きな衝撃を受けています。ボランティア活動や外国語学習への意欲向上等、学校では経験できないことが学生に与える影響は大きいと感じています。
現在、2年生から5年生までの31人が活動しており、毎週木曜日の放課後に部室に集まって足踏みミシンの修理活動をしています。
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足踏みミシンボランティア活動集合写真
◆今までの功績
2003年から2024年までの21年間に約550台を修理し、そのうち約360台を東南アジアの4カ国へ寄贈しています。これまでに参加した学生は延べ128名です。この活動は広く称賛されており、これまでに社会貢献者表彰や第20回西日本財団アジア貢献賞、国際交流基金地球市民賞など様々な団体から表彰されています。
◆クラウドファンディングのきっかけと資金の活用方法
コロナ禍で海外渡航ができなくなり、4年間足踏みミシンの修理だけを行ってきました。コロナが明け、海外渡航を再開しましたが、物価高や燃料費高騰などで輸送費用や渡航費用の負担が大きくなり、部員が自らの費用で海外に渡航することが非常に困難になっています。昨年9月のフィリピンへの渡航費用は、1人当たり20万円を超えました。
学生たちは、海外渡航に参加するため、アルバイトに励んだり、節約したりすることで、渡航費用をなんとか調達しています。
さらに、一度に海外へ運ぶ足踏みミシンの台数は約60台で、大分高専から目的地の国まで輸送するためには、車や船など様々な乗り物を使います。そのための費用は、約80万円にもなります。
集めた資金は、主に足踏みミシンの輸送費用、教職員と学生の渡航費用に使用させていただきます。
◆学生のコメント
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学生のコメント1.
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学生のコメント2.
◆クラウドファンディング概要
リターンとして感謝の手紙と2024年度校内での活動見学を用意しています。2024年5月20日よりスタートし、募集期間は7月18日までです。
クラウドファンディングページ
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※手数料が別途かかります。
◆大分工業高等専門学校について
大分工業高等専門学校は、昭和38年に設立された国立の高等教育機関です。機械工学科、電気電子工学科、情報工学科、都市・環境工学科の4つの学科と、平成15年に設置した機械・環境システム工学専攻、電気電子情報工学専攻の2つの専攻科を有しており、これまで本科卒業生・専攻科修了生合わせて8,440名を輩出してきました。「地域共創テクノセンター」や、本校の技術振興会である「大分高専テクノフォーラム」をはじめとして地域との連携や地域産業への貢献という役割を担いながら、「人間性に溢れ国際感覚を備え、探求心、創造性、表現能力を有する技術者の養成」に取り組んでいます。
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大分高専外観
【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 大分工業高等専門学校
所在地:大分県大分市大字牧1666番地
校長:坪井 泰士
設立:1963年
URL: (リンク »)
事業内容:高等専門学校・高等教育機関
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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