[画像1: (リンク ») ]
ポイント
・社内データの一元管理とデータ利活用が可能なシステム内製化
・データドリブンな組織体制の構築
・今後、IT人材の育成強化を目的としたリスキリングやAIを活用したシステム開発推進
開発背景
ADIは、土地の仕入れから設計・施工、賃貸管理まで一社一貫体制で行っていることから、賃料査定や建築価格、顧客情報、契約情報、入居率・稼働率などの多岐にわたるデータを蓄積しています。これまで外部ベンダーが提供する様々なシステムを各事業部で使用していたため、保有するデータソースが異なり情報共有の非効率性が課題となっていました。この課題に対し、社内のDX化に取り組むデジタルマネジメント部 部長 布山 嘉一が発起人となり、各事業部の抱える課題のヒアリングから解決策を検討し、内製化による統合データ管理システム「ACS」の開発・実装に取り組みました。社内のデータ分析基盤を整備することで、データ分析に基づいた合理的かつ戦略的な意思決定が迅速に行えます。
ADI Core System(ACS)概要
「ACS」は、社内データの一元管理に加え、データの利活用ができるADIが開発した社内システムです。社内データを一元管理するデータベースにBIツールを連携することで、各事業の経営指標のリアルタイム把握、事業のリスク、顧客ニーズなどの多岐にわたるデータの分析や可視化が可能になり、社員一人ひとりがデータに基づく意思決定を行うことができます。一部内製化できない電子契約システムなどの外部システムは、データ連携ツールを使用して「ACS」にデータを取り込み、情報資産の一元管理を可能にしています。
[画像2: (リンク ») ]
今後の展望
ADIは、コロナ禍において加速したデジタル化やIT化に伴い、クラウドサービスの普及や社外環境からのインターネット接続などの高まる脅威に対してセキュリティを強化する目的から2024年1月にゼロトラストネットワーク化し、DX推進に適した環境を整えてきました。また、これまで紙媒体で保持していた情報資産もデジタル化し、社内でのペーパーレスにも積極的に取り組んでいます。現在は、データ分析基盤である「ACS」のAI化導入に着手しています。AIにより社内蓄積データと外部データを多角的に分析し、傾向や動向を予測する判断材料として利活用することで、顧客に対しより客観的事実に基づく安定した賃貸経営の提案をスピーディかつ正確に行うことが可能になります。
また、IT人材不足によるシステム内製化志向が高まる中、ADIはノーコード開発が可能なシステムを構築することで、プログラミングに習熟していない社員でも開発ができる基盤を整えています。今後も、勉強会を通じた社員のITリテラシーの向上や、システムの構築・開発・保守ができるようなIT人材の育成強化を目的としたリスキリングにも取り組んでいきます。
ADIは、『美しい暮らし方を住まいから』という企業理念のもと、人々の暮らしに貢献する企業として不動産運用の最適解を創造し、豊かな未来の実現を目指してまいります。
会社概要
[画像3: (リンク ») ]
・会社名 :英文表記:architect developer, Inc.
:和文表記:株式会社アーキテクト・ディベロッパー
・代表者 :代表取締役CEO 木本 啓紀
・創業 :2008年10月1日
・所在地 :東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー10階
・URL : (リンク »)
・事業内容:土地活用事業、不動産開発事業、リブランディング事業、プロパティマネジメント事業
・関係会社:株式会社スマートクレジット / 株式会社リブリ・プロパティ / 株式会社メイプル田園 / 大成ビルディング株式会社 / イクセル株式会社 / 日信地所株式会社
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。