EYが実施するアントレプレナー表彰制度『EY World Entrepreneur Of The Year』の授賞式が、2024年6月6日(現地時間)にモナコ公国のサル・デ・エトワールで開催され、インドを拠点とするTube Investments of India社のエグゼクティブバイスチェマンであり、Cholamandalam Investment and Finance Company Ltd社の会長であるベラン・サビア(Vellayan Subbiah)氏が、世界ナンバーワンのアントレプレナーに贈られる「EY World Entrepreneur Of The Year™ 2024」を受賞しました。同氏は、47の国と地域から選ばれた、51人の「アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー」代表を含む、モナコでの受賞を目指した全世界約5,000人の参加者の中から選ばれました。24年に及ぶWEOYプログラムの歴史の中で、サビア氏はインド出身の4人目の受賞者となりました。
サビア氏は、祖国インド、彼が率いる会社、そしてインド国民が進むべき道を変えようというアンビションを持ち変革を進めるビジネスリーダーです。エンジニアとしてスタートし、その後、戦略コンサルタントへとキャリアを進めた彼のプロフェッショナル人生は、約15年前に家族経営のビジネスのリーダー職を引き継いだ際、アントレプレナーの道へとシフトしました。サビア氏はまず、不運なパートナーシップなどで難航していたCholamandalam Investment and Finance Company Ltd社の経営の舵を切り、世界的な不況にもかかわらず成功を重ねて経営を立て直し、のちに同社の会長となり、在任中に同社の時価総額を60倍に増加させました。
2018年から、70年の歴史を有する製造会社Tube Investments of India社のリーダーシップを担い、投資の再配分と買収を通じてビジネスの全体的な変革を開始しました。着任以来、サビア氏はTube Investments of India社の株価を13倍に成長させるという偉業に貢献しました。Tube Investments of India社の子会社であるCG Power社は、最近、インド初となる半導体の後工程の組立・テストを請け負うOSAT(Outsourced Semiconductor Assembly and Test)工場の建設を開始しました。サビア氏は、ビジネスの成功だけでなく、サステナビリティと地域社会の福祉にも強いコミットメントを続けています。同氏が推進するイニシアチブは、自身が経営する数社の企業を環境と社会の重要なマイルストーンへと導きながら、企業としての責任の新たな基準を打ち立てています。
EYグローバル会長兼CEOのカーマイン・ディ・シビオのコメント:
「サビア氏は、アントレプレナーに必要なあらゆる資質を備えています。サビア氏が率いてきたビジネスは目覚ましい成長を遂げていますが、彼の功績は数字にとどまりません。彼は謙虚で親しみを感じさせるリーダーシップを発揮しており、人々に『より良い生活』を提供するサビア氏の哲学こそがEY World Entrepreneur Of The Yearに必要な要素を体現しています。さらに、サビア氏は、奨学金や医療改革、環境政策を通じて多大な社会貢献も行っています。今年の世界チャンピオンにふさわしいサビア氏の受賞をお祝い申し上げます」
Tube Investments of India 社のエグゼクティブバイスチェマン、Cholamandalam Investment and Finance Company Ltd社の会長ベラン・サビア氏のコメント:
「EY World Entrepreneur Of The Year受賞は非常に光栄なことであり、心より感謝しています。四世代にわたる経営者一族のメンバーとして、起業家精神は私の内に深く刻まれており、先代からも、後進からも同じように刺激を受け続けています。困難を機会と捉え、自己向上の道を歩むことにコミットすることで、私たちに成し遂げられないことはないという強い信念を持っています。この受賞は、素晴らしい同僚たちのおかげで実現しました。私はこれからもアントレプレナーとしての人生を通じて他者を高め続けることで、この偉大な賞の歴代の受賞者のレガシーをさらに発展させていきたいと考えています」
EYは、毎年World Entrepreneur Of The Yearを開催して、業界を変革し、経済を成長させ、グローバルな課題に取り組む使命を果たしている、先見の明あるリーダーの功績を称えています。年に一度のプログラムでは、創業者、CEO、ビジネスリーダーが一堂に会してネットワークイベントやワークショップに参加し、最終日の受賞者の発表をもってクライマックスを迎えます。
EY World Entrepreneur Of The Year 2024の受賞者は、独立した審査員から成る選考委員会により、4つの審査基準(起業家精神、パーパス、成長、インパクト)に基づいて選出されました。今年の選考委員会は、Kaszek Venturesの共同設立者兼マネージングパートナーであるHernan Kazah氏が2年連続で審査委員長を、世界中から集まった多様で高名なアントレプレナーの皆さまが審査員を務めました。
イベントに関する動画(約5分)は、こちら (リンク ») からダウンロードおよび視聴が可能です。
※本ニュースリリースは、2024年6月7日(現地時間)にEYが発表したニュースリリースを翻訳したものです。英語の原文と翻訳内容に相違がある場合には原文が優先します。
英語版ニュースリリース:
Vellayan Subbiah from India named EY World Entrepreneur Of The Year™ 2024 | EY - Global (リンク »)
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