株式会社理経(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 猪坂 哲、以下 理経)は、顔認証を利用した開発技術を応用し、株式会社タカゾノ(本社:大阪府門真市、代表取締役社長 北口 勤、以下 タカゾノ)製の分包機(※1)と連携した、介護施設等向けの誤薬防止システム「メディアシ」を開発しました。併せて、「メディアシ」を用いたサービスの販売を促進するため、タカゾノと代理店契約を締結したことを発表します。理経は「メディアシ」を構成するアプリケーションの開発・導入・保守など、タカゾノは介護施設等に対するサービスの提案・契約窓口業務などを担当します。
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左:株式会社理経 代表取締役社長 猪坂 哲 右:株式会社タカゾノ 代表取締役社長 北口 勤
※1 分包機:患者に処方された錠剤や散薬(粉薬)などを、用法・用量に合わせ一つ一つ袋に分けて袋詰めする機械。調剤薬局、病院等の医療機関で広く用いられている。
■「メディアシ」概要
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「メディアシ」は、介護施設等における誤薬防止と服薬支援を行う、SaaS(※2)型ソリューションです。介護施設で入居者が処方された薬を正しく服用できるように介護士がサポート(服薬介助)をする際、これまで人の手によるダブルチェックで対応してきた、入居者と処方薬が一致しているかの煩雑な確認作業を、顔認証を利用したアプリケーション上で容易に行えます。
「入居者のID」「処方薬の用法」「薬情報」などの情報をあらかじめQRコード化して分包紙(※2)に印字し、服薬介助時にQRコードと入居者の顔を照合するだけで確認作業ができます。顔認証を利用することで、機械によるチェックができるため、処方薬の飲み間違いや取り間違いといった重大な事故を防げます。
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QRコードを印字した分包紙
※2 SaaS(Software as a Service):インターネットを介してクラウド上にあるソフトウェアを利用できるサービス
※3 分包紙:錠剤や散薬(粉薬)を分包機で袋詰めするために用いる薄手の紙
■特長
・チェックは3ステップ
1. 介護士(顔)、2. 分包紙(QRコード)、3. 入居者(顔)の認証のみでスピーディーにチェック完了。顔認証にはスマートフォンやタブレット端末などのカメラ機能を使用。
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・ヒューマンエラーの防止
顔とQRコードを用いて認証することで、思い込みなどによる入居者の取り違いを防止。
・服薬の自動記録
服薬介助動作(いつ、だれが、だれに、何を)をアプリケーションから確認・出力でき、介護記録への転記や他の介護ソリューションとのデータ連携も可能。
・分包情報との自動連携
分包時に用いるデータベースと自動連携することで、服薬するタイミングが合っているかどうかも照合。
■今後の展開
介護老人福祉施設(特養)、介護付有料老人ホーム、介護老人保健施設(老健)、介護障害者施設などの介護施設を対象に、本ソリューションを広く展開していきます。
【株式会社タカゾノについて】
株式会社タカゾノは、医療・薬科機器メーカーで、分包機を主力製品としています。医療機器や医療システムの企画・開発・製造・販売、調剤薬局などに対する医療コンサルティング業務などを手掛けています。
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【株式会社理経について】
株式会社理経は、IT及びエレクトロニクス業界のソリューションベンダーとして1957年に
設立以来、システムからネットワーク、VR/ARコンテンツ、電子材料・電子機器までさまざまなソリューションを提供しています。国内外の最先端技術や先進的な製品を活用したソリューションを提案し、お客様の業務の効率化、収益の改善などビジネスの発展に寄与します。
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※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
※記載されている製品名、社名は、各社の商標または登録商標です。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社タカゾノ マーケティング部
TEL:03-3533-2177
E-mail:marketing@takazono.co.jp
株式会社理経 AIシステムセールスグループ
TEL:03-3345-2178(ダイヤルイン)
E-mail:mediassi@rikei.co.jp
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