LayerXの生成AIプラットフォーム「Ai Workforce」が、三井物産クレジットコンサルティングに導入。海外企業の与信判断業務を年間570時間削減見込み

株式会社LayerX

From: PR TIMES

2024-12-05 09:00



すべての経済活動のデジタル化を目指す株式会社LayerX(代表取締役CEO 福島良典、以下「LayerX」)が提供する生成AIプラットフォーム「Ai Workforce」が、三井物産クレジットコンサルティング株式会社(代表取締役社長 大森裕之、以下「三井物産クレジットコンサルティング」)に導入されました。


生成AIプラットフォーム「Ai Workforce」の導入により、海外を含めた企業の与信取引判断における与信判断レポートの作成の効率化を目指します。

・Ai Workforce製品紹介ページ: (リンク »)
リリースの背景
三井物産クレジットコンサルティングは親会社である三井物産株式会社で培われてきた与信・債権管理のノウハウを世の中に広めて役立てることを目的に、2000年に設立されました。国内取引の信用リスク管理をサポートする「SMART与信管理サービス」、クラウド型の海外企業与信判断サービス「CONOCER(コノサー)」、債権保全事業などの提供によって、多くの企業の与信・債権管理業務を支援してきました。


そうした中、海外企業の与信取引判断においては年間数百件ほど、与信判断レポートを作成する業務が発生しており、現場の負担が増していました。また、大量にある情報の中から必要な情報を抽出して与信判断レポートを作成する業務は高度で人が代替しづらく、非常に時間を要するため、なかなかスケールしていかない課題を抱えていました。


今回、与信判断レポートを作成する業務を自動化し作業時間を減らすことで、現場の担当者がより多くの案件に対応できるようにすべく、「Ai Workforce」を導入しました。
導入の概要
これまで、与信判断レポートの作成においては決算資料やアニュアルレポート、調査会社のレポートから人力で該当項目を探し、値などを転記しなければなりませんでした。また、海外企業の与信取引判断における与信判断レポートの作成は、外国語の情報も参照しなければならないため、非常に負荷の高い業務となっていました。


今回、決算書などの文書処理業務に特化したUXに強みを持つ「Ai Workforce」を活用することでLLMが自動で決算資料やアニュアルレポート、調査会社のレポートから必要となる該当項目や業績変動要因を抽出します。現場の担当者はLLMが抽出した結果を確認・修正するだけで分析レポートが作成できるようになります。


英語・中国語などの合計数百ページある情報源から、数十秒で該当項目が抽出・要約されるため、年間約570時間(当社の試算)の業務削減を見込んでいます。


今後は「Ai Workforce」を活用することによって、より難易度の高い業務にも対応していく予定です。また、与信判断レポートの作成にとどまらず、さまざまな活用の可能性を模索していきます。


Ai Workforceでは、「AIを業務に溶け込ませる」というビジョンを実現するために、AIを活用した幅広い機能開発・提供に取り組んでまいります。
三井物産クレジットコンサルティング株式会社 次世代商品企画室 瀧澤 弘晃様コメント
大量の書類から必要な情報を抽出して所定のフォーマットに落とし込むという、今までマンパワーで行っていた作業がAi Workforceの導入によって大きく効率化されました。業務の非効率性や属人化はどの企業も共通の課題ですが、AIを上手に活用することで人間がもっと自由になり、より創造的な仕事に集中できる環境が実現できると信じています。
三井物産クレジットコンサルティング株式会社 概要
三井物産クレジットコンサルティング株式会社は、三井物産グループが長年培ってきたリスクマネジメントノウハウを駆使し、企業の与信・債権管理業務を総合的に支援するコンサルティング会社です。これまで、国内・海外の与信情報のスピーディーな入手と効率的な信用リスク管理を実現する各種クラウドソリューションや、信用リスク管理、市場リスク管理、カントリーリスク管理などの知見を活かした与信管理業務のコンサルティング、研修や取引信用保険のご提案などクライアント企業様のニーズに合わせた幅広いサービスをワンストップで提供してまいりました。企業の挑戦にはリスクが伴いますが、これからも私たちは「企業が挑戦し続ける社会を築く」ため、リスクマネジメントの分野からみなさまの挑戦を支援します。


設立:2000年12月11日
代表者:代表取締役社長 大森 裕之
所在地:東京都中央区日本橋人形町一丁目14番8号 JP水天宮前ビル

コーポレートサイト: (リンク »)
12/12 オンラインセミナー開催


株式会社LayerXは、「2025年の生成AI」と大企業における「データ活用」と「業務自動化」をテーマにしたセミナーを2024年12月12日に開催します。 「チャットツールやRAGを入れたけど思うように使いこなせない」「導入後の次のステップがわからない」といった課題に直面されている企業のご担当者様向けにぜひご参加いただければと思います。

・開催日:2024年12月12日(木) 12:00-12:45
・開催方法:オンライン配信(Zoom)
・参加費:無料
・主催:株式会社LayerX  
・後援:一般社団法人 日本経済団体連合会 運営協力:一般社団法人 経団連事業サービス
・申し込みページ: (リンク »)
Ai Workforce (エーアイ ワークフォース) について
Ai Workforceは、「AIを業務に溶け込ませる」をコンセプトとした生成AIプラットフォームです。AIに業務内容を指示し、資料を読み込ませることで、社内に蓄積されたナレッジやノウハウをデータベース化します。このデータベースは従業員が活用するだけでなく、AIが参照することも可能であるなど、人とAIが相互に協力することにより構造化されたデータがなめらかに循環するプラットフォームを目指しています。

一例として、PDFや Microsoft Word、Excel、PowerPoint 等の多様な形式のドキュメントに散在するナレッジを生成AIによって構造化し、利用者が検索・アクセスしやすい形で蓄積・共有することができます。その際、生成AIが資料内容を解析し類似データをカテゴライズして自動で表示する「タグ付け機能」や、事前に定義した機密情報をダミー値に置換する「マスキング機能」等により、生成AI以前のナレッジシェアの課題を解決します。
株式会社LayerX概要
LayerXは「すべての経済活動を、デジタル化する。」をミッションに掲げ、SaaS+Fintechを軸に、AIを中心としたソフトウェア体験を社会実装するスタートアップです。 法人支出管理や人的資源管理などの業務効率化クラウドサービス「バクラク」を中心に、デジタルネイティブなアセットマネジメント会社を目指す合弁会社「三井物産デジタル・アセットマネジメント」、大規模言語モデル(LLM)関連技術を活用し企業や行政における業務効率化・データ活用を支援する「AI・LLM事業」などを開発・運営しています。


設立:2018年8月
代表者:代表取締役CEO 福島良典 / 代表取締役CTO 松本勇気
所在地:東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア5階
資本金(準備金含む):132.6億円
コーポレートサイト: (リンク »)
採用サイト: (リンク »)
お問い合わせ: (リンク »)


事業サイト:
・バクラク: (リンク »)
・Ai Workforce: (リンク »)
・三井物産デジタル・アセットマネジメント: (リンク »)
・オルタナ(ALTERNA): (リンク »)





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