19,590人の片頭痛患者を対象とした大規模横断的疫学調査 OVERCOME(Japan)の第2回調査結果

日本イーライリリー株式会社

From: Digital PR Platform

2025-01-09 14:00


日本イーライリリー株式会社は、片頭痛に関する大規模横断的疫学調査「OVERCOME(JAPAN)」の第2回調査結果を発表しました。片頭痛は若年期に発症し、生活に影響を及ぼしているものの、早期に支援や治療を受けていない人が多いことがわかりました。また、本調査結果から、片頭痛に対する社会の理解向上と医療環境の改善の必要性があることが考えられます。

<調査結果のポイント>
・片頭痛が出始めた年齢は平均17.8歳、86.7%の人が市販薬の服用を平均19.4歳で開始。
・片頭痛の診断を受けた人は46.4%にとどまり、経口予防薬の処方を受けた人は25.1%で、処方時期は頭痛初発からおよそ10年後(平均年齢27.2歳)であった。
・学生時代から片頭痛があった回答者のうち、小中学生時代には42.5%が、高校時代には38.7%が学校を欠席する影響があった。
・片頭痛があり就職したことのある人の63.0%は転職を、片頭痛があり結婚したことのある人の20.7%は離婚を経験しており、片頭痛がない人の55.6%、14.3%より高かった。
・自己肯定感について、「自分が好きだ」と回答した割合は、片頭痛のない人の43.0%に比べ、片頭痛のある人では31.8%と低かった。

OVERCOME(JAPAN)は、日本における片頭痛の臨床的特徴や患者像、疾病負担、アンメットニーズ等を明らかにすることを目的としたインターネット調査です。2020年に行った第1回の調査に続き、2023年6月~7月に片頭痛がある成人19,590人および片頭痛がない成人2,219を対象に第2回の調査が実施されました。第2回の本調査では、片頭痛がある人の背景情報、片頭痛の臨床経過・病歴、疾患管理、学校生活への影響、ライフイベントの経験、自己肯定感を調査項目としました。

本調査の結果から、片頭痛がある人の多くは学生時代に片頭痛を発症しており、早期から生活に支障をきたしていました。しかし、実際に診断を受けた人は半数以下、予防薬の処方を受けた人も1/4程度にとどまり、早期に支援や医学的介入を十分に受けていないことが示されました。また、片頭痛が学校生活や就業、結婚といった重要なライフイベントに影響を及ぼし、自己肯定感の低下につながる可能性があることも示唆されました。なお、本調査結果はNeurology and Therapy( (リンク ») )に掲載されました。

本調査アドバイザーである富永病院 頭痛センター 副センター長 團野 大介 先生は次のように述べています。
「片頭痛患者の多くは、早期から症状を抱えているにもかかわらず、市販薬で対応し続け、適切な診断や予防治療にたどり着けていない現状が本研究により明らかになりました。また、片頭痛は学業や仕事、人生の重要なライフイベントに深刻な影響を及ぼし、さらには自己肯定感にも悪影響を及ぼす疾患であることが示されました。本研究を通じて、片頭痛がもたらす『真の支障』と、その『支障の見えにくさ』が再確認されました。片頭痛は依然として大きなアンメットニーズを抱える疾患であり、その診療においては、患者との十分な対話を通じて頭痛発作のみならず、頭痛のない時を含めた生活全般への支障を十分に把握し、それに基づいて治療方針を決めていくことが求められます。さらに、片頭痛がこのような重大な支障を有する疾患であることを社会全体に広く啓発することも重要と考えます」

日本イーライリリーでは、今後も片頭痛とともに生活される人々に寄り添い、大切な日や思い描く日常を安心して実現できるよう、貢献してまいります。

調査目的
日本全国の片頭痛患者を対象に頭痛発症からの臨床経過・病歴、生涯を通じて片頭痛が生活や自尊心に及ぼす影響を評価する。

調査概要
(リンク »)

調査結果の詳細
1. 片頭痛の学校生活への影響


(リンク »)


2. ライフイベントの経験


(リンク »)


3. 自己肯定感


(リンク »)



(リンク »)



(リンク »)


OVERCOME(Japan)の第1回調査結果に関するプレスリリース
・2021年5月24日配信  (リンク »)
・2021年11月25日配信  (リンク »)

片頭痛患者さんの声を ”見える化” 社会への片頭痛啓発Webコンテンツ『ヘンズツウかるた』
監修:富士通クリニック 頭痛外来/富士通株式会社 本社産業医 五十嵐久佳先生
(リンク »)

片頭痛とは
片頭痛は、男性の3.6%、女性の12.9%が抱える神経性の疾患*1で、頭の片側もしくは両側に中等度から重度の強さの痛みが4~72時間持続すると共に、随伴症状として、悪心や嘔吐、光過敏、音過敏を伴うことが典型的とされます。日常生活上の支障を抱えながら過ごす負担はさまざまな病気の中で2番目に大きいといわれています*2。
*1:Sakai F. et al, Cephalalgia. 1997;17:15-22
*2:GBD 2017 Non-Typhoidal Salmonella Invasive Disease Collaborators. Lancet Infect Dis. 2019; (リンク »)

日本イーライリリーについて
日本イーライリリー株式会社は、米国イーライリリー・アンド・カンパニーの日本法人です。日本の患者さんが健康で豊かな生活を送れるよう、日本で50年にわたり最先端の科学に思いやりを融合させ、世界水準の革新的な医薬品を開発し提供してきました。現在、がん、糖尿病、アルツハイマー病などの中枢神経系疾患や自己免疫疾患など、幅広い領域で日本の医療に貢献しています。詳細はウェブサイトをご覧ください。 (リンク »)
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