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常石造船株式会社(本社:広島県福山市、代表者:代表取締役社長執行役員 奥村 幸生)は、中国の造船拠点である常石集団(舟山)造船有限公司(以下TZS)において、TZS初建造であるメタノール二元燃料5,900TEU型コンテナ運搬船を、2025年8月27日に進水しました。なお、本船の竣工は2026年2月を予定しています。
今回の5,900TEU型コンテナ運搬船は、これまでの当グループ建造コンテナ運搬船の中で最大サイズとなり、ホールドとデッキ上に、20フィート換算で最大5,915個のコンテナが積載できます。また、冷凍コンテナについては、近年の需要増加に応え最大1,400個の搭載を可能としました。船型改良や当社独自の省エネ技術であるMT-FAST(*1)などに加え、大容量の軸発電機を採用することで、二元燃料船でありながら同じセグメントの重油専焼船と比べてもトップクラスの積載性能と優れた燃費性能の両立を実現します。
本船は、グリーンメタノール(*2)の使用により、CO₂ゼロエミッションのファイナルソリューション船とするコンセプトで開発されています。主機のみならず、搭載された現代重工製 HiMSEN engine(8H32DF-LM)発電機もメタノールを燃料とすることができます。また、大容量の陸電供給システムに対応できる設備を有しており、停泊中に発電機を停止することで、さらにCO₂削減を加速させます。
常石造船は今後もカーボンニュートラルの実現を目指し、メタノール燃料船の更なる実用化を推進していきます。
TZS総経理 村上 佳史のコメント:
「メタノール二元燃料5,900TEU型コンテナ運搬船の進水は、TZSにとって歴史的な大きな一歩となりました。当社は、環境負荷低減に資する新燃料船の建造に積極的に取り組み、船舶の付加価値向上や製品の安全性・品質の確保に努めています。さらに、人と環境が調和して共生する社会の実現を目指し、こうした取り組みを通じて持続可能な未来とより良い社会の実現に貢献してまいります。」
*1:株式会社MTIと常石造船にて共同開発した燃料節減効果の高い省エネ装置。プロペラ前方に複数のフィンを取り付けることで、プロペラの回転から生まれる旋回流による損失エネルギーを回収する効果があり、約4%の燃料削減を可能にする装置のこと。
参考情報:MT-FASTについて
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*2:回収したCO₂(二酸化炭素)と再生可能エネルギー由来の水素から合成されたメタノールや、バイオマスから製造したバイオメタノールなど、環境負荷の少ないメタノールのこと。
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■常石造船株式会社
常石造船(広島県福山市沼隈町常石1083番地)は、造船・海運業を中心に事業展開する常石グループの中核会社で、船舶の建造と修繕を営んでいます。国内の常石工場(本社)とフィリピン、中国の海外工場を拠点に、ばら積み貨物船、コンテナ運搬船、タンカーなどを建造しています。
企業ホームページ: (リンク »)
代表者:代表取締役社長執行役員 奥村 幸生
事業内容:船舶の建造、修繕
創業:1917年(大正6年)7月
資本金:1億円
従業員:901人(2025年1月1日時点)常石造船グループ 約20,580人
事業拠点:常石工場(広島県福山市)
造船事業関連会社:
TSUNEISHI HEAVY INDUSTRIES (CEBU), Inc.(フィリピン・セブ)
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常石集団(舟山)造船有限公司(中国・浙江省)
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常石鉄工株式会社(広島県福山市)
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常石エンジニアリング株式会社(広島県福山市)
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常石三保造船株式会社(静岡県静岡市)
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常石呉ドック株式会社(広島県呉市)
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常石ソリューションズ東京ベイ株式会社(東京都港区)
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常石由良ドック株式会社(和歌山県日高郡)
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新潟造船株式会社(新潟県新潟市)
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常石造船昭島研究所株式会社(東京都昭島市)
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