Rails 8のSolid Stackが変える開発現場の常識

BOSS-CON JAPAN

2026-04-01 09:00

BOSS-CON JAPANはコラム「Rails 8のSolid Stackが変える開発現場の常識」を公開しました。
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このコラムでは、Ruby on Railsについての最新情報やRails試験に関する内容を取り上げていきます。

2024年11月にリリースされたRuby on Rails 8.0(※1)は、Webアプリケーション開発のインフラ構成に新しい選択肢をもたらしました。その中核となる「Solid Stack(Solid Cache/Queue/Cable)」により、これまでキャッシュやバックグラウンドジョブ処理に使われていたRedisが、必須ではなくなったのです。

SQLiteベースの「Solid Stack」という選択肢
Rails 8で導入されたSolid Stackは、SQLiteやPostgreSQLなどのデータベースをバックエンドとして、キャッシュ(Solid Cache)、バックグラウンドジョブ(Solid Queue)、WebSocket通信(Solid Cable)を実現します。従来はRedisやMemcachedといった外部ミドルウェアが必要でしたが、これらをデータベースで代替できるようになりました。

ただし、現状性能面では注意が必要です。ベンチマーク結果によれば、PostgreSQL版Solid CacheはRedisと比較して読み取り速度が約2倍遅く、SQLite版でもRedisと同程度の性能となっています。一方で、開発環境のセットアップやメンテナンスの容易さという点では大きなメリットがあります。

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