【東京農業大学(共同研究)】植物の生育促進に関与する新種の細菌2種を発見

学校法人東京農業大学

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2026-04-09 10:18



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東京農業大学 生命科学部 分子微生物学科 植物共生微生物学研究室 山本 紘輔 教授の研究グループ(分子微生物学専攻の渡辺 郁也さん[2025年 博士前期課程修了]、村上 陸さん[博士前期課程1年]、久保 日南子さん[2023年 修士課程修了])は同学科 バイオインフォマティクス研究室の田中 尚人 教授、北方圏農学科 坂本 光 准教授、食香粧化学科 松谷 峰之介 准教授、理化学研究所バイオリソース研究センター 微生物材料開発室の大熊 盛也 室長、飯野 隆夫 専任研究員との共同研究により、植物の生育促進に関与する新種の細菌を発見しました。

今回の研究成果は、微生物分類学の分野で権威のある国際誌 International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology(IJSEM)に掲載されました(Yamamoto et al., Int. J. Syst. Evol. Microbiol. 2026, 76:007113)。


概要
本研究では、塩生植物シバナ (Triglochin maritima L., 図1) の根圏土壌、根から新種の細菌2株の単離に成功しました。単離した細菌2株のゲノムや表現型は既知種とは異なり、新種であることを明らかにしました。単離源であるシバナの属名から新種細菌の種小名を“triglochinis”とし、Qipengyuania triglochinis, Alteriqipengyuania triglochinisと命名しました (図2)。本細菌の近縁種は海洋由来の細菌で、陸生の塩生植物から単離された例はなく、世界初です。通常海洋由来の細菌を分離する際には、人工海水の培地を使用しますが、本研究では塩を含まない低栄養の培地を使用することで2種の新種細菌の単離に成功しました。これらの細菌の宿主に対する生育促進機構について、引き続き研究を進めています。


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図1. 塩生植物 シバナ (北海道 網走市 能取湖)


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図2. 塩生植物シバナから単離された新種細菌の電子顕微鏡写真
(左) Qipengyuania triglochinis (右) Alteriqipengyuania triglochinis

論文情報
Qipengyuania triglochinis sp. nov. and Alteriqipengyuania triglochinis sp. nov.: two novel Erythrobacteraceae members isolated from rhizosphere and root in Triglochin maritimaL.
著者:KosukeYamamoto, FumiyaWatanabe, RikuMurakami, HinakoKubo, TakaoIino, MoriyaOhkuma, MinenosukeMatsutani, HikaruSakamoto, HiromasaSaitoh and NaotoTanaka
掲載誌:International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology
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公開日: 2026年4月2日(オンライン公開)

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