開催場所: 東京
開催日: 2006-12-14
申込締切日: 2006-12-14
「Dependency Structure Matrix(DSM)」とは、製造業の製品設計の現場で活かされてきた思想で、作業の流れではなく、工程ごとに必要な情報の流れをマトリクス状に表し分析を行う新しい手法です。
本手法を活用すると、工程ごとにムダな情報のやりとりが可視化され、さらに手戻り作業の発生の可能性まで判別が出来るようになります。
このセミナーでは、このDSMの理論をソフトウェアのアーキテクチャ管理、改善、影響分析に応用した、新しいソフトウェアの品質管理手法を従来のUMLを使ったアーキテクチャ設計、管理手法と比べてどういうメリットがあるのか、そして具体的に本手法を使ったツールの紹介を行います。
是非ともこのセミナーでDSMにつきまして学んでいただき、システム構築のプロジェクト管理において、お役立ていただければ幸いです。
皆様のご参加をお待ちしております。
<参加をおすすめする方>
・Javaプログラムの品質向上をめざす方
・とにかくいま起こっているトラブルを解決したい方
・最新のJava関連のツールを知りたい方
<プログラム>
15:00~15:05 【ご挨拶】株式会社コンポーネントスクエア
15:05~15:50 【講演】
講演タイトル:「ソフトウェアプロダクトラインとアーキテクチャマネージメント」
講演者:株式会社ビズモ
代表取締役兼CEO
鈴木 高弘氏
概要:ユビキタスネットワーク時代のソフトウェア戦略と実践のための技法として注目されている、ソフトウェアプロダクトラインの概要のご紹介とアーキテクチャマネージメントの実務について、わかりやすく解説します。
15:50~16:00 【休憩】
16:00~17:30 【講演】
講演タイトル:「Dependency Structure Matrixによるアーキテクチャ管理」
講演者:Lattix
営業担当副社長
フランク・ワルドマン氏
概要:製品設計の現場で利用されイノベーションの効率アップに役立ってきたDSM (Dependency Structure Matrix)。
シンプルな例を用いた概念の説明から、ソフトウエア開発にこの概念を適用する方法論を説き起こします。
さらに、実際のコードを用いたLattix製品のデモによりアーキテクチャを改善する事例をご覧いただきます。
17:30~18:00 【質疑応答・ご案内】