開催場所: 東京
開催日: 2010-02-05
申込締切日: 2010-1-31
【第1部】第25回データベース特別研究会 ★椿正明による当該講演は最終回となります★
データ総研の創業者である椿正明は、 25年間毎年、国内外約400以上の文献を整理し、情報システムに関するトレンドを独自の視点で解説する「データベース特別研究会」を開催して参りました。
この研究会も今回、いよいよ最終回を迎えることになりました。
コンピュータのプラットフォームは、メインフレーム、クライアント・サーバ、ネットワークサービスへと変化しました。また「EA」、「SOA」、これからのクラウドコンピューティングなど、新たなアーキテクチャも登場してきています。しかし、データの位置づけ、その重要性は、アーキテクチャやプラットフォームによらず、不変です。
椿正明の40年間のDOA取り組みと成果を振り返り、これからのシステムの価値向上に貢献するデータマネジメントの未来を熱く語ります。
【第2部】データマネジメント先進事例とDMBOK
「データマネジメントの未来」をテーマに、先進企業様の事例から、これからのデータマネジメントについて、みなさんと共に考えていきます。
そして私たちデータ総研からは、2009年4月に米国で出版されたばかりの知識体系である「DMBOK」やデータマネジメントのトレンドを解説します。
●開催概要●
【日時】2010年2月5日(金) 10:00~17:00(受付 09:15 ~ ) 情報交換会 17:15~19:30
【会場】アイビーホール青学会館
(リンク »)
【費用】35,000円(税込・昼食付)
【主催】株式会社データ総研
【詳細】 (リンク »)
【申込】 (リンク »)
●プログラム●
【第1部】第25回データベース特別研究会
(1)DOA人生40年の総括とリポジトリ構造
・意味論を反映するデータモデル図
・実装独立での整合性の追及
・リソースデータ一元化による全社統合
・3階層データハブアーキテクチャを支えるリポジトリ
【第2部】データマネジメント先進事例とDMBOK
(2)協和発酵キリン株式会社様
クラウド時代における企業内システムの形 ~水平統合の進化系~
・クラウドに至る背景
・SaaSと社内システム
・トランザクションHub
・SaaSの適用例
・将来の構想 など
(3)中部電力株式会社 様 (協力:株式会社リアライズ 様)
データマネジメントを起点とした改革・改善活動
~その実行に不可欠な風土改革と現場力強化の取り組み~
・電力会社のビジネスモデルについて
・「データマネジメントを起点としたSCM改革」が始まった背景と活動概要
-解決が必要であった問題点
-活動の狙い・プロジェクト体制、等
・具体的な取り組み、その活動の成果、プロジェクト推進上で発生した課題、それにどう対処してきたか
-中電が考えるデータマネジメントとは
-取り組みの中で活用した手法(CSM、配電貯蔵品の「在庫見える化」、電子カタログ、等)
-改革のうえで不可欠なキーポイント(風土改革と現場力強化)、等
(4)データマネジメントの未来
・データマネジメント後進国 日本
・「DAMA-DMBOK」とは
・データクオリティ向上が業務品質を高める
・データガバナンス≒コンプライアンス
※セミナー終了後、別室にて情報交換会を実施いたします。軽食とお飲物をご用意しておりますので、お気軽にお立ち寄りください。