開催場所: 東京
開催日: 2015-11-11
◎コース詳細
■コース名称:Linuxシステム管理
□コース略称:
□サブタイトル:~ Linux OS運用業務のHow to ~
■期間:3日間
■開始時間:09:30
■終了時間:18:00
■価格(税込み):\119,700-
□定員:16名
■コース概要(目的):
このコースでは、Linuxシステムの運用時に必要となるさまざまな管理機能を学習します。
Linuxはサーバプラットフォームとして多くの企業に採用されているオペレーティングシステムです。
本コースでは、Linuxの管理機能のうち、どんなサーバプラットフォーム環境として使用する場合にも必要となる基本的な項目を重点的に紹介します。テキストは、具体的な操作例および豊富な実習を盛り込んだCTCTオリジナルのものを使用します。
□学習目標:
・システムを起動・停止できる
・サービスを起動・停止できる
・ユーザやグループを登録し、管理できる
・コマンドの自動実行の設定を行なえる
・ファイルシステムをバックアップ・リストアできる
・ソフトウェアのインストールができる
□特徴・ポイント:
□対象者:
・Linuxの基本操作を行なうことができ、これからシステム管理者を目指す方
・導入後のシステムの維持・運用をされる方
□前提知識・条件:
・「Linux入門」を受講された方、また Linux/UNIX の一般ユーザレベルの操作ができる方
□スクール環境:
CentOS
■内容:
●システム管理概要
・Linuxのシステム管理とは
・Linuxのシステム管理者とは
・スーパーユーザとして作業するには
・suコマンド
・参考:sudoコマンド
・参考:rootユーザのログイン制限
●ユーザ管理
・ユーザ管理とは
・ユーザの登録手順
・ユーザ計画
・ユーザ・グループ情報の管理ファイル
・ユーザ情報・グループ情報の管理ツール
・コマンドによるグループ管理
・コマンドによるユーザ管理
・コマンドによるパスワード管理
・参考:ファイルの所有者・所有グループの変更
・参考:エイジング管理
●ソフトウェア管理
・Linuxへのソフトウェアのインストール方法
・パッケージ管理システム
・パッケージ
・rpmコマンドによるrpmパッケージの管理
・高度なパッケージ管理ツール
・Yumによる高度なrpmパッケージの管理
●システムの起動と停止
・システムの起動プロセス
・GRUBの管理
・initプロセス
・ランレベルとは
・ランレベルの変更
・サービスの起動と停止
●ログ管理
・システムログとは
・ログイン関連のログを参照するコマンド
・syslogサービス
・ログのローテーション
●スケジューリング
・スケジューリング・サービスとは
・cronサービス
・参考:crontabコマンドの実行制限
・atサービス
・参考:atコマンドの実行制限
●ハードディスクの新規追加
・ハードディスクの新規追加手順
・デバイスファイルの確認
・パーティション分割
・ext3ファイルシステムの作成
・参考:ボリュームラベル
・マウント
●ファイルシステムの保守
・ファイルシステムの容量・使用率を監視(dfコマンド)
・ディレクトリの使用量を監視 (duコマンド)
・ファイルシステムの整合性をチェック (fsckコマンド)
●バックアップとリストア
・バックアップの重要性
・バックアップとは
・テープメディア
・バックアップコマンド
・パーティション単位でのバックアップ
・バックアップデータ内の内容の確認
・パーティション単位でのリストア
・参考:一部のファイルをリストア
●付録
・swap領域
□備考:
※講義および演習の進捗状況によって、コース終了時間が前後する可能性があります。
※本コースの内容の一部は、LPIC(Linux技術者認定)資格対策コース「LI41: 速習 LPIC Level1(101)(試験バウチャー付)」「LI42: 速習 LPIC Level1(102)(試験バウチャー付)」と重複します。
※資格対策コースに比べ、特に実務で使用頻度が高い機能を取り上げ、実習内容・時間を増やしています。
※「バックアップとリストア」は資格対策コースには含まれていません。