「これからの働き方」を提案する最新VDI(デスクトップ仮想化)の実力とは?

トピック(2)
安心して使える新しい「VMware Horizon」、性能強化されたフラッシュストレージ

宮原:VDIまわりも進化してきているわけですが、最近のトピックスだとVMware HorizonTM 6が登場しましたね。

中村:6月に発表しましたが、新機能が130個ほど搭載されています。基本的な機能に大幅な変更はありませんので、より安心して使ってもらえる形となっています。導入事例も増え続けていますし、パートナーも構築に慣れてきていて、初めてVDIを導入されるお客様にも安心して使っていただけるようになりました。ただ、ハードウェアとの組み合わせや、ユーザーが使う端末の管理についてなどは、アセンテックやデルのようなパートナーとタッグを組んで、エコシステムを作っています。

一丸:デルとしては、ディスプレイをはじめ、シンクライアント端末やストレージなど「全部デル」で揃えられるのが強みだと思っています。フルラインナップで揃えていける利点としては、導入いただいた後のコンタクトポイントも1つで済むという導入後のサポート面での利点もアピール出来るポイントです。

松浦:Windows XPのサポート終了などを受けてVDI需要が高まる中、関連のソリューションや製品はかなり増えてきていて、印刷ソリューションなども充実しています。その中で私が今とても注目しているのは、デルの新しいシンクライアント端末です。国内では8月に販売開始された、ディスプレイにシンクライアント端末を組み込んだ一体型端末がありますよね。あれを見て、デルが本気でVDIに取り組んだ結果が出てきたなと感じました。

中村:あれはすごいですよね。最近はディスプレイの背面にVESAマウントで取り付けられる端末なども増えてきました。

丈夫で高機能なSSDが実現する管理負荷の少ないVDI

宮原:初期のSSDは壊れやすくて高いというイメージがありました。HDDだってよく壊れるものですから風評被害的な面もありますが、これも解決されていますよね。

一丸:SSDの壊れやすさに関しては、各社で負荷がかかる部分を強化するなどされていますし、今は問題ありません。価格の面でも、デルの場合はサーバやPCにも載せている関係で発注の分母が大きいですから、単価が安くできます。15000回転のHDDより少し高い、くらいで出せるようになりました。また保守に関しても弊社の場合、耐性要因でのSSDドライブ交換は保守期間内であれば無償対応をさせていただくようにしています。

宮原:すごいですね。VDIは一昔前だと設計時にストレージを何百台も置くスペースと電気が必要で、ユーザー1人あたりで考えるとコスト増という形になっていましたが、それが変わってきたわけです。

一丸:PCの値段と同じくらいで提供できればな、というのが理想です。それができる時代になっています。用途にあわせてセキュリティニーズなどでVDIが使いたいという時に同じくらいの金額でできればいいと思っています。


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宮原:自動階層化の技術も、導入する時のエンジニアによって違いが出づらいですね。データをどこに置かせるか、バックアップをどう取るか、というあたりが楽になってきます。

中村:VDIの環境においてはストレージが肝になることが多く、運用してみないとどこに負荷がかかるかわからない、というのが一般的です。そうなると大きい負荷に合わせて構築してしまうしかなかったのですが、かといって運用中に負荷に合わせて移動させるなんていうのは、ユーザーさん自身がやるのは難しいわけです。VDIの特性を踏まえてストレージでどうつきあうか、技術でどう吸収するかについては階層化がカギになると思います。

一丸:仮想化ストレージのおかげで物理ストレージに縛られずにRAIDレベルの変更なども動的にできますから、今はサイズ間違えたから作り直し、などというのもすぐできます。 運用管理での容易さは運用コストにも直結する部分なので、お客様にも嬉しいポイントとしてお声をいただく事が多いです。

宮原:以前だとミッドレンジからハイエンドのストレージじゃないとできないことでしたよね。それがローエンドモデルでもできるようになっているというのは、ちょっと感動ですね。

提供:デル株式会社
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