「モダンデータセンター」の基盤となる
第14世代PowerEdge
この「世界一採用されているサーバー」であるPowerEdgeは現在、昨年後半から世代交代の時期を迎えており、最新第14世代の製品が順次提供開始となっている。岡野氏はその特長について、以下のように説明する。

Dell EMC
インフラストラクチャ・ソリューションズ事業統括
製品本部 岡野 家和氏
「インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーも搭載可能な第14世代PowerEdgeは、コモディティのx86サーバーではありません。モダンデータセンターの基盤となる製品として、その要件を徹底的に追求し、惜しみないR&D投資により数々の隠れたイノベーションを実装しています。ラインアップについても、他社が一部モデルを削減するなど縮小傾向がみられる中、我々はデータセンターのあらゆるコンピュートニーズに対応できるよう、他社製品にないモデルもしっかり用意し、充実したポートフォリオとしています」
岡野氏の言うイノベーションの一例が、フラッシュストレージ搭載密度だ。SSDやNVMeの搭載可能本数は業界屈指、優れた拡張性を実現している。この高密度実装を可能にすべく、エアフロー改善はもちろん、独自開発した冷却技術「Multi-Vector Cooling」も投入した。本技術は、ストレージや拡張カードの設置エリアを細かく区切って、搭載したドライブやカードの種類も個々に判別し発熱量に応じた風量となるようファンを制御、より効率的に冷却するというものだ。

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また、ハードウェアレベルからの高レベルなセキュリティも実装している。PowerEdgeでは、数世代前からファームウェアの署名入り暗号化などの技術を取り入れており、順次発展させてきた。
「第14世代PowerEdgeサーバーの全モデルに、ハードウェアやファームウェア、BIOSなどライフサイクル全体に渡る防御・検知・復旧を可能にするセキュリティアーキテクチャ『サイバー・レジリエント・アーキテクチャ』を標準で搭載しました。例えば不正なファームウェアが投入されようとしたときにもそれを検知し、自動でリカバリさせるといったことが可能になります。システムライフサイクル終了時にも配慮しており、ハードウェア上のログや構成データなども含め、あらゆるデータを消去し設定をデフォルトにリセット、廃棄や転用で第三者に渡す際にも安心です」(岡野氏)
さらに、サポートについても、日本のユーザーにはDell EMCが川崎と宮崎で運営するサポートセンターがファーストコールから対応、保守サービス網も日本全国に展開するなど、日本企業がビジネスで安心して使える体制を完備している。