これで大丈夫! 〜ITインフラの本命に躍り出た、設計、導入、運用を省力化するハイパーコンバージドインフラ~

サポート体制が万全のHCIソリューションを提供

 Dell EMCは、HCIソリューションにおいて業界を代表するNutanixとも密なパートナーシップを結んでいる。

 Nutanixの強みをもたらしているのは、その独自のソフトウェアだ。エンタープライズ向け分散ストレージと仮想化サービスの機能を担う「Nutanix Acropolis」と、HCI全体を統合管理するためユーザインターフェイスの「Prism」という2つのコンポーネントで、ソリューションを構成する。ハイパーバイザーは、VMware ESXi、Microsoft Hyper-V、そしてKVMベースのNutanix独自のAHVに対応しており、ユーザーは、使い慣れたハイパーバイザーをHCI環境でもそのまま利用可能でき、移行もスムーズに行うことができる。

ニュータニックス・ジャパン シニアシステムズエンジニア 川田智史氏
ニュータニックス・ジャパン
シニアシステムズエンジニア 川田 智史氏

 「Acropolisはデータパスおよびデータの冗長性、圧縮・重複排除、容量の自動バランシング、暗号化、柔軟な拡張性といった、エンタープライズストレージに求められる多くの機能を提供しています。また、スナップショット、WAN環境にも対応したレプリケーション機能などのデータ保護機能も充実しています。一方のPrismは、HCIを構成するハードウェア層から、ハイパーバイザや仮想マシンの仮想化層、さらにその上で稼働するアプリケーションのデプロイなど、全てのレイアを統合管理ができ、加えて、システム監視やシステム利用状況および傾向を分析する機能も備わっています。多くのお客様に、その操作性、直感的でわかりやすいユーザーインターフェイスは高いご評価いただいています」と、ニュータニックス・ジャパン シニアシステムズエンジニアの川田智史氏は説明する。

 このNutanixとDell EMC、両社の協業体制で作り上げられているのが、冒頭に紹介したDell EMCの5つのHCIソリューションの一つ、「Dell EMC XCシリーズ」だ。

 「NutanixとDell EMCとの協業体制は2014年11月に、第12世代PowerEdgeサーバーのXCシリーズが販売開始となりました。その後、PowerEdgeサーバーの世代更新に合わせて、XCシリーズも順次更新され、2017年11月に、インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーを搭載した現在の第14世代ベースのXCシリーズのモデルがリリースされました。XCシリーズは45カ国の累計1800以上のお客様に採用され、ノード数ベースの出荷台数では2万2000台を超えており、その約1割は日本のお客様で、国内販売実績も大変好調です。」(川田氏)

 Nuanixは自社ブランドの純正アプライアンスを販売しているため、ハードウェアメーカーの印象があるが、実際に開発しているのはソフトウェアのみのソフトウェアベンターであり、最近では、従来の純正アプライアンスとDell EMC XCシリーズのようなOEM供給型のアプライアンスに加え、一部のサーバーベンダーのモデルにも対応し始めている。

 「当社にとってDell EMCは重要なパートナーであり、緊密な連携のもとXCシリーズの開発・販売に取り組んでいます。XCシリーズはPowerEdgeの良さを受け継いだ製品で、豊富なラインアップ、柔軟な拡張性、セキュリティ、また、BOSSカードのハードウェアミラーリングによる起動デバイスの冗長化や高度冷却機能を提供するマルチベクタークーリングシステムなど、HCIに不可欠な機能が備わっているのもポイントです。Dell EMCにはXCシリーズに関連する豊富なソリューションもあり、それらを組み合わせることでインテグレーションやサポートでも有利となります。さらに人材面でも、XCシリーズのデプロイメントサービスやサポートには数多くのDell EMCのエンジニアが携わっているほか、XCシリーズに関するベストプラクティスやリファレンスアーキテクチャをまとめたホワイトペーパーを提供するなど、様々な付加価値があります。日本でのXCシリーズの販売が好調な背景にはこうした付加価値がお客様に高く評価されているからでしょう」(川田氏)

 なお、Dell EMCではXCシリーズのサポートを、PowerEdgeとして扱うのでなく、Nutanixソフトウェアや追加ハードウェア等を含む一つのソリューションとして対応している。スイッチなど関連製品も含めHCI基盤全体をDell EMC製品で揃えることができ、そのサポートはワンストップでDell EMCから受けられる。

 「アプライアンスとして販売している以上、サポートもアプライアンスとして提供しています。サポートセンター内でも、『PowerEdgeサーバーとNutanixソフトウェア』としてではなく、『XCシリーズ』として受け付けるようシステムが組まれているほどです」(岡野氏)

 XCシリーズの魅力は、単にPowerEdgeサーバーのハードウェアが優れているというだけではなく、周辺ソリューションやサポート体制の充実にあると言えそうだ。

図:XCシリーズの製品ラインナップ 図:XCシリーズの製品ラインナップ
※クリックすると拡大画像が見られます
写真
最新のインテル® Xeon® プロセッサー・スケーラブル・ファミリーは、新しいエンタープライズ・アプリケーション、科学技術計算、通信、ストレージ、クラウド、ビッグデータ分析など、さまざまな用途に、性能、電力効率、仮想化、セキュリティーの面で大きなメリットを提供し、IT 部門の課題解決を支援します。Intel、インテル、Intel ロゴ、Xeon、Xeon Inside は、アメリカ合衆国および / またはその他の国における Intel Corporation またはその子会社の商標です。
提供:Dell EMC
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2018年9月30日
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]