3つの機能アップデートでマルチクラウドの複雑性を解消HCIアプライアンス「Dell VxRail」で煩雑な運用管理からの脱却と
vSANのメリット強化を両立

デル・テクノロジーズ株式会社
ストレージプラットフォームソリューション システム本部 シニアシステムエンジニア 
金田 直之氏
デル・テクノロジーズ株式会社
ストレージプラットフォームソリューション システム本部
シニアシステムエンジニア
金田 直之氏

近年のIT環境を見渡すと、従来型のアプリケーションとモダンアプリケーションが混在しているが、その背後にはIT環境の急激な変化とデジタル変革がある。こうした変化を受け、8月25日に米ラスベガスで開催されたVMwareの年次カンファレンス「VMware Explore 2023」では、VMwareによるマルチクラウド時代に向けた新たな方針と具体的な製品のアップデート、新機能などが発表された。このイベントを踏まえ、10月末にリリース予定の「vSphere/vSAN8.0 Update2」の特徴、マルチクラウド時代におけるHCIソリューション「Dell VxRail」の可能性について、デル・テクノロジーズ株式会社 ストレージプラットフォームソリューション システム本部 シニアシステムエンジニア 金田 直之氏に話を聞いた。

3つの機能拡張で
マルチクラウド時代の管理課題にアプローチ

 近年のITトレンドとして、従来のアプリケーションとモダンアプリケーションの統合が急速に進行していることが挙げられるが、その背景には、ビジネスの高速化とDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展がある。8月末にラスベガスで開催された「VMware Explore 2023」では、この変化を先取りし、一貫したインフラと運用性を兼ね備えたマルチクラウドプラットフォームの実現を目指すことが発表された。

 「クラウドの進化は著しく、多くの企業が複数のクラウドサービスを利用しているのが現状です。しかしながら、この多様性はクラウド管理のサイロ化という新たな課題を生み、それぞれのクラウドサービスに独自の運用や管理手法が求められることで、IT管理の複雑性が増しています。

 この課題の解決に必要となるのが、従来から行われてきたオンプレミスと同様の運用管理をパブリッククラウドでも行えること、そしてパブリッククラウドのメリットをオンプレミスでも享受できるようなソリューションです。VMware Explore 2023では、その実現に向けた大きな方針や新たなソリューションが示されました」(金田氏)

 VMwareの製品アップデートには、マルチクラウド時代を迎えるための3つの重要な機能拡張が含まれている。まず1つが「仮想基盤の管理機能の強化」であり、VMware vSphereとVMware vSANの管理機能が大幅に向上している。これにより、パブリッククラウド同様の管理をオンプレミス環境で実現することが可能となった。

 2つ目は、「サブスクリプションライセンスポートフォリオの強化」。従来のライセンスモデルに加え、より柔軟にスケールアップ/スケールダウンが可能なサブスクリプションライセンスが新たに導入された。これにより、企業はビジネスの変動に応じて細かくライセンスを調整することができるようになる。

 そして3つ目の機能拡張が、「vSANの性能と柔軟性の強化」だ。VMwareのストレージソリューションとして重要なポジションを担うvSANだが、今回アップデートされた「vSAN 8.0 Update2」では、性能の向上だけでなく、さまざまなワークロードに対応するための柔軟性も新たに備わることとなった。

 「vSANは、2022年第4四半期のHCIのグローバル市場において、41.1%という圧倒的なシェア(※)を誇っています。これは、vSANの高い性能と継続的な機能拡張、そして市場のニーズへの迅速な対応に起因している結果だと言えるでしょう。

 とはいえ、HCI技術も進化の途中であり、まだまだ解決すべき課題が存在します。その中でも、拡張性の制限は大きな課題の1つであり、VMwareでは、この課題を乗り越えるための手段を提供しています。それが、vSAN 8.0 Update2の一番の目玉としてVMware Explore 2023でも注目を集めた、vSANストレージをCompute リソースから切り離して柔軟に拡張できる機能を備えた『vSAN MAX』です」(金田氏)

※参照 VMware Leads the HCI Market in 2022, According to IDC

共同開発ならではのメリットを生かし
IT管理者が抱えるアップデート運用と管理の課題解決

 マルチクラウドの実現に向けて注力するVMwareが、vSANやHCIの未来を見据えて提供するのが、同社とデル・テクノロジーズが共同で設計・開発するHCIアプライアンスの「Dell VxRail」(以下、VxRail)である。

 「両社が密接に連携して開発を続けているからこそ、VxRailには他のソリューションにはない特有のメリットがいくつか存在します。VxRailは80万時間以上の稼働テストを経て、フルスタックでの互換性を確保している動作検証済みのHCIソリューションであるため、お客様側での互換性チェックが不要となり、99.9999%の高可用性が実現できています。」(金田氏)

 またVxRailは、ハードウェアとソフトウェアの一体型アプライアンスとして提供されるため、vSphereの管理画面からハードウェアの管理も行うことができ、一部の設定変更も含めた統合管理が実現されている。特に重要なのは、トラブル発生時にもハードウェアとソフトウェアいずれに関してもデル・テクノロジーズが一元的に窓口を担っている点だ。これにより、迅速な修理対応が可能となり、ビジネス復旧までのリードタイムを削減する。

 加えて、ファームウェアから管理VMまでフルスタックの一括アップグレードが可能となっている。このため互換性の管理は不要であり、アップグレード作業もほとんどのステップが自動化されているため、簡易な操作で実行できる。さらに、デル・テクノロジーズの専任エンジニアに保守契約の範囲内で無償アップグレードを依頼することも可能だ。※ProSupport 4-hour以上の契約が必要

 「とりわけ日本企業においてインフラ環境のアップデートをためらう要因となっているのが、導入後のアップデートの手順確認、VMware製品との互換性の確認、そしてアップデート作業のための煩雑かつ膨大な工数だと言えます。VxRailであれば、vSANのメリットをより強化しつつ、これらの課題も解決できます」(金田氏)

アップグレード作業もほとんどのステップが自動化されているため、簡易な操作で実行できる
アップグレード作業もほとんどのステップが自動化されているため、簡易な操作で実行できる

サブスクモデルの「Dell APEX Private Cloud」で
常に最新ハードウェアの性能を発揮

 そしてもう1つ、VxRailならではの強みと言えるのが、月額料金で利用可能なサブスクリプションモデルである「Dell APEX Private Cloud」の存在だろう。このモデルを活用すれば、IT投資という観点ではなく、オペレーションの観点から必要な時に必要な分だけのインフラリソースをクラウドライクに利用することが可能となる。

 「Dell APEX Private Cloudはこれまでデル・テクノロジーズが提供してきた従量課金サービスとは異なり、短い納期で迅速に導入でき、スモールスタートも可能なサービスです。法定耐用年数に縛られる必要がなく、かつ仮想化基盤のアップグレードの必要すらないため、乗り換えるだけで最新のハードウェアとソフトウェア機能の恩恵を受け続けることが可能です。」(金田氏)

 他にも、第4世代Intel Xeonスケーラブル・プロセッサをベースとする最新世代Dell PowerEdge対応のモデル「VP-760」と「VE-660」が、「VxRail」のラインアップに新たに加わっている。

デル・テクノロジーズ×VMwareの
強固なリレーションでビジネスを継続的にサポート

 今後もデル・テクノロジーズとVMwareはパートナーとして連携を生かしながら、IT業界全体の動向をいち早く捉えたソリューションを提供し続けていく構えだ。特に、マルチクラウド時代の到来に対応するための新技術やソリューションの発表は、業界の未来を予測するうえで欠かせない情報源となるだろう。

 2023年11月14日(火)~15日(水)には、ザ・プリンス パークタワー東京にて「VMware Explore 2023 Tokyo」が開催されるので、マルチクラウドの可能性を知るためにもぜひ訪れてみてはいかがだろうか。

VMware Explore 2023 Tokyo

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