ビッグデータ処理は一部の先進的な企業だけのものではなく、すでに実際にチャレンジできる現実の取組みである--。前回記事では、それを示すためのデモンストレーションの模様をお送りした。

後半となる今回は続けて行なわれた座談会セッションだ。参加メンバーは引き続き、日立製作所 PFビジネス本部 ビッグデータビジネス推進部の山口俊朗氏、IDC Japan ソフトウェア&セキュリティグループマネージャー 赤城知子氏、ゼンリン経営戦略室 マネージャーの渋谷健氏。Hadoopが求められる背景から、日立のソリューションの意味、具体的なアプローチ方法、さらには、ビッグデータが企業や社会にもたらす価値に至るまで話題は多岐にわたった。