(第1回)NAS仙人が解説! 社内データ量増加で管理が大変……そんなときには、NASで解決!

■データ移行を簡単にするには?

 自社の業務に最適なNASが見つかったら、いよいよリプレースです。現在のシステムで使用しているNASやファイルサーバからリプレースを行う場合には、既存データを新しい装置に移行する作業が発生します。

 一般的にはデータ移行が完了するまで、ユーザーからファイルへのアクセスをストップさせなくてはなりません。移行スケジュールを立てたり、社内各部署の調整をする作業は、管理者にとって頭の痛い作業です。業務の中断を最小限に抑えてデータ移行を行う方法はないのでしょうか?

 VFPのオンラインデータ移行機能である、「Universal File Manager for NAS」では、データ移行設定後、すぐに新環境で業務を開始できます。VFPは、データ移行開始後すぐに、旧環境(既存NASやファイルサーバ)のディレクトリ構造と、「スタブ」*1 を自動的に作成します。すると、旧環境のすべてのデータは、VFPに作成されたスタブを通してアクセスすることができるのです。

 データ移行中に、まだ旧環境に残っているデータへのアクセス要求が、クライアントからあった場合、VFP内のスタブから、旧環境にアクセスしデータを提供します。 VFPの利用中にも、データはバックグラウンドで移行されるため、これまでのように、データの移行がすべて完了するまで待つ必要がありません。リプレースに伴う業務への影響を最小限にとどめることができる、画期的な機能です。

*1  旧環境のデータにアクセスするための、ショートカットのようなものです。元の語源は「切り株」や「切り残し」を表す「stub」。メタ情報を含むデータであるため、厳密には通常のショートカットと異なります。
データ移行開始後、すぐにデータを利用できるようになる

* * *

 「容量拡張性」「オンラインデータ移行」という特長を持った「Hitachi Virtual File Platform (VFP)」。もちろん冒頭にご説明したNASの基本ポイントもすべて備えています。

 今回は、ファイルサーバ・NASの統合、および、リプレースの際のデータ移行についてご説明しました。では、システムの規模がもっと大きい場合、つまり複数サイトにVFPを導入したときに、効率的なデータ管理を行うにはどのようにすれば良いでしょうか?次回は、従来のNASを越えた新しい発想で実現する、複数サイト間でのデータを集約するシステム、Cloud on-Rampについてご説明します。

 なお、次回は6/27頃更新予定です。

※各製品名、サービス名、会社名、およびロゴは、各社の商標、または登録商標です。

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