日本HPが描く「Power to the Business」を体感する! イベント会場から、講演&最先端テクノロジーをレポート

日本HPの創業50年にあたる、節目の開催となった今回。その盛況の模様をお伝えする。「ITに新たな風を吹き込む新製品」と同社が強調する、業界初のカートリッジ型SoftwareDefinedサーバ「HP Moonshot System」も紹介。


 日本ヒューレット・パッカードは2013年4月19日、東京都内で総合ITイベント「HP TECHNOLOGY@WORK 東京 2013」を開催した。今回はテーマを「Power to the Business〜今また、テクノロジーの革新でビジネスにパワーを!!」とし、ミスター"円"の愛称を持つ元大蔵官僚榊原 英資氏を始めとした数々の講演、テーマ別に合計40あまりの個別セッション、さらには日本HPの最新技術を盛り込んだソリューション、サービス、製品などの展示ブースなどを盛り込んでいる。また今年は日本HPにとって創業50年の節目でもあり、同社が歩んできた道筋、展望なども示された。本稿は今年も盛況となったイベントの模様を、一気にレポートしていく。

"IT"の力でビジネスに力を!

 基調講演は、日本HPの代表取締役社長小出伸一氏の挨拶からスタート。創業者の言葉である「HPは世の中の技術進歩の貢献するために存在する」を紹介しながら、日本HP、米国Hewlett-Packardが歩んできた道筋を振り返る。

 現在、同社は3万6千以上の特許を世界中で取得しており、これらの技術を使って世の中に革新をもたらしてきた。今後もビッグデータの盛り上がりやスマートデバイスを含むモビリティ分野の活況、これらによりITが進歩を続けていく、と小出氏は続けた。


日本HP 代表取締役社長 小出伸一氏

 そして、ITに新たな風を吹き込む新製品として、インテル製ATOMプロセッサを搭載したカートリッジサーバ「HP MoonShot」を紹介。「既存のサーバの置き換えではない、革新的な市場創造型のサーバ」と強調したうえで、同製品を起点に日本HPのこれまでの50年をより未来へ広げていくと展望を語った。



榊原英資氏

 続いて、35年にわたり大蔵省で金融政策に携わってきた、"ミスター円"こと青山学院大学教授の榊原英資氏が登壇。「日本経済再生とテクノロジーイノベーション」をテーマに、長らく続く経済不況や東日本大震災、大打撃を受け続ける日本経済が不調に陥った原因、また復興の兆しについてユーモアも交え語った。

 そして、日本HPのユーザー企業を代表して、日産自動車のグローバル情報システム本部 IS企画統括部部長 能丸実氏が登場。


日産自動車 グローバル情報システム本部 IS企画統括部部長 能丸 実氏

 グローバル化を進め新興国への積極的なビジネス拡大を加速させている日産自動車は現在、世界的な競争力の強化を目指した中期経営計画「POWER88」を推進している。この中期計画の実行基盤の1つに位置付けられているのが、グローバルIS/IT戦略の「VITESSE」である。

 コストセンターと考えられているIT部門をいかにバリューセンターに変革するか、能丸氏からは経験に基づく具体的なアプローチが語られた。2005年からは、コストを引き締めるため、発生している"無駄"の可視化に着手。2010年の段階で大きな削減を実現できたという。現在は、ITからプロフィットを生み出す新たなブレークスループログラムを立ち上げ、ITバリューの具現化に挑戦している。



インテル 取締役副社長 宗像義恵氏

 インテル取締役副社長の宗像義恵氏は、同社の共同創業者でもあるゴードン・ムーアが提唱した「ムーアの法則」に従い進化を続けるインテルの技術革新や、今後の注力分野などを中心に講演した。

 トレンドが次々に移り変わるITの根幹を為す集積回路は、今や性能向上だけではなく、省電力性への要求も強くなっている。先述の「HP Moonshot」も、こうした潮流に乗っ取った低消費電力を特長とする製品だ。そのプロセッサに採用されているのがインテルの「ATOM S1260」であることからも、インテルがIT業界の進化と革新を陰から支えていることを実感できる講演だった。

 基調講演の最後は、日本HPの取締役専務古森 茂幹氏が「メガトレンドに対するHPのイノベーション戦略」について語った。2000年前後からITはコンシューマライゼーションが加速。それまでをITベンダーが開発、大手企業が導入してから、広く普及していく「トップダウン」と例えれば、コンシューマライゼーションは「ボトムアップ」と言えるだろう。


日本HP 取締役専務 古森 茂幹氏

 トップITベンダーの日本HPは、市場や業界がボトムアップ型に切り替わったビジネスITに対し、「自らが実践してお客様に提案する」、率先垂範の考えを取り入れていることを紹介。自社オンラインショッピングサイトにビッグデータの概念を取り入れユーザーの意向や動線に沿って改修を実施しているほか、BYODの流れを掴むためビジネスシーンに投入したモビリティ製品を始め、幅広いデバイスを社内で活用している。Salesforce.comを導入し、パブリッククラウドやソーシャルメディアの営業活動における活用を自ら実践していることも紹介した。

 特に強調したのはビッグデータ。昨年のオバマ大統領の再勝利を支えたHPの技術を通した具体的な動きを紹介した。有権者の趣味嗜好を分析し、民主党を支持している俳優や女優、歌手に協力を仰ぎ、インタラクティブな活動を実施し、勝利を勝ち得たと語った。そして最後に、「HP Moonshot」を始めとする同社の技術やソリューションへの想いを語り、基調講演を締めくくる。

メガトレンドにも対応するHPの製品群

提供:日本ヒューレット・パッカード株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2013年8月31日
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