日本でビジネスをスタートした日から半世紀。日本HPにとって記念すべき日に「ソフトウェア事例研究セミナー2013 ALM」を開催した。
日本HPは大きく4つの分野でソフトウェアを提供。開発で利用してもらうアプリケーションライフサイクルマネジメント(ALM)、運用、セキュリティ、ビッグデータ――の4つだ。これらの分野でソフトウェア製品群を拡充してきた。

今年2月にスタートした日本HPの「ソフトウェア事例研究セミナー」では、製品の機能などを紹介するセミナーなどよりも多くの来場者を集め、好評を得てきた。
同セミナーはこれまで、運用分野の製品を中心に行ってきたが、今回は初めての試みとしてテスト製品を中心としたALM分野にフォーカス。当初予測を大幅に上回るセミナー参加の申し込みがあり、急きょ大きな会場に変更。当日は120人の参加者が会場を埋め尽くした。
日本HPは要件から開発、テスト、リリースといった一連の流れをアプリケーションライフサイクルと呼び、全体の開発のプロセスをより効率的に、より効果的に、より最適に回していくことを支援するソリューションを提供。加速するアプリケーションのライフサイクルへの対応に貢献してきた。

そしていま、IT業界では大きなパラダイムシフトが起きている。急速に普及したクラウドとセキュリティ、モビリティ、ビッグデータの4つが、「New Style of IT」の波を引き起こしているのだ。
New Style of ITの波は、システム開発分野にも及んでいる。日本HPはこの分野では草分け的な存在であり、業界をリードしてきた。全世界及び日本国内でナンバーワンのシェアを誇る。
そしてテストの自動化や効率化を行うソフトウェアやセキュリティの脆弱性を自動検証するソフトウェアなど、パラダイムシフトによる環境変化に対応するソリューション群を提供している。
今回のセミナーでは、日本HPのテスト/ALM製品を導入するマツダ、NEC、三菱電機、1stネクスパイアの4社に登場を願い、日本HPのALM製品をどう利用し、どんな効果を上げているのかといった事例を紹介してもらった。
次回以降は、このなかからNew Style of ITへの対応で普及が見込まれるテスト管理に注目し、三菱電機と1stネクスパイアのセミナーをレポートする。