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サービスの信頼性に注目したい グローバル展開を支援するITインフラ選び

東京DC⇔シンガポールDC
データ転送の実効値を公表

 海外展開を図る企業にとって、現地でのインフラの選択やネットワークの整備は悩みの種である。選択したサービスや方式が、当初に想定していたほどパフォーマンスを発揮せず、円滑なビジネスを阻害してしまうケースが少なくないためだ。海外に設置したクラウドやデータセンター内のシステムが十分に稼働していたとしても、本拠地と遠隔拠点との通信品質が不十分だと、すべてに悪影響を及ぼしてしまう。

 特にアジア圏においては、日本ほどにネットワークインフラが整備されていなかったり、想像以上にトラフィックの遅延が大きくなったりすることもある。また、海外のシステムインテグレータやネットワークキャリアのサービス品質が低く、十分なインテグレーションやコンサルティングが提供されないことも多い。

 IIJの強みは、海外拠点での展開を含めて、クラウドサービスやデータセンター、ネットワークインフラといったビジネスに必要なコンポーネントを、コンサルティングからインテグレーションまでオールインワンで提供できるところにある。多くの企業にとって、自社のビジネスに最適な技術や手法を選定することは、最も重要で最も困難な作業となる。IIJのように、幅広い知見とノウハウを有したベンダーとパートナーシップを組むことで、ユーザー1社では不可能であったことが可能になると言っても過言ではない。

 ところで、海外拠点の活用は前提としても、必要十分なパフォーマンスが発揮できるのかどうかは、ユーザーとしていちばん気になるところである。例えば上述したSnapMirrorは、インターネット回線に適した優秀なバックアップシステムであるが、本当に満足できるパフォーマンスが発揮されるかどうかは、実際にテストしてみなければわからない。

 そこでIIJでは、SnapMirrorを用いたデータレプリケーションについて、海外サイトとのパフォーマンスを検証し、そのデータを公開している。

検証環境 検証環境
※クリックすると拡大画像が見られます

 第一弾の検証では、東京データセンターとシンガポールのパヤレバ・データセンターとをインターネットVPNで接続し、NetApp FAS3200シリーズを採用したファイルサーバシステムを用意して、データレプリケーションのパフォーマンスについて調査した。なお本調査では、IIJデータセンター接続サービスの回線速度は送受信とも100Mbps、VPNルータの暗号アルゴリズムはAES 256を採用した。

 この結果、両サイト間の通信応答は約68ミリ秒、データ転送速度は約2.23MB/秒が得られた。32GBのデータ量(更新量)であれば、4時間ほどで完了できるという計算となる。IIJの説明によれば、複数のボリュームを同時転送することで、さらにネットワーク効率を上げることができるという。

 もちろんシステムの規模によって、十分かどうかは検討の余地があるだろう。IIJのサポートを受けて、ストレージやVPNルータをチューニングすることも必要である。しかし、このような信頼性の高い実効値が示されることによって、実際の運用の計画が立てやすくなることは事実である。こうした数値を提供しているベンダーは少なく、貴重な検証結果だと言える。

 IIJでは、今後もさまざまな検証を行い、ユーザーが海外でも安心して高品質なサービスを利用できる環境を整えていくとしている。今回の検証はデータセンターどうしの連携であるが、例えばクラウドサービスとデータセンターの連携もテストしたいとのことだ。ぜひ注目していただきたい。

提供:株式会社インターネットイニシアティブ
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2015年7月25日
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