IP化が進む現場を人的スキルに頼らず品質を確立する!――音響エンジニアリングのヤマハサウンドシステムの選択

無線LANの確認には「AirCheck G2」を活用。
「OneTouch AT G2」の導入も検討。

 そして同社では最近、無線LANの接続性確認のため新たに「AirCheck G2」も導入した。iPadをクライアントとし、設定をリモートコントロール可能なミキサー登場しているからだ。一方で最近の大規模施設では来場者に無線LANサービスを提供する別のネットワークを構築しているケースが増えているほか、インカムや舞台照明、イベントではサイリウムなどで2.4GHz帯の電波を使う場合もあるため、施設インフラやISMバンドを使用する機器との干渉を回避しなければならない。

ACKG2_Front-Hand_h.tif:AirCheck G2 ACKG2_Front-Hand_h.tif:AirCheck G2
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 「AirCheck G2は、他の無線LANで使われているチャネルを正確に把握できるだけでなく無線LAN以外の電波状況も画面上に示してくれるため、干渉を避けることのできるチャネルを探すのに役立ちます。また、内装材で隠されたアクセスポイントの位置を割り出すなどの用途にも使っていけるでしょう」(髙久氏)

 さらに髙久氏は、「OneTouch AT G2」の導入も検討していると語った。この機種では、End To Endパフォーマンス測定によるインフラの評価を検討しているという。

 「最近では、ネットワークが負荷に耐えられるかどうかを気にする施設が増えてきました。一つのイベントでは、準備段階から含めれば十数時間はインフラを連続稼働させる上に、常時400Mbps以上のデータが流れますから。しかし、数百Mbps×十数時間という負荷状況を試験するには相当なスペックの機器が必要となり、PCでは困難です。また、施工後に施設側が独自に機器をネットワークに追加してトラブルになる場合もあり、これを素早く検出したいとも考えています。こうした部分にOneTouch AT G2が役立ちそうなので、まずは評価機を借りて試してみるつもりです」(髙久氏)

新規で評価機をご希望の際は、ネットスカウト営業担当にご相談ください。

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提供:ネットスカウトシステムズジャパン株式会社
[PR]企画・制作 朝日インタラクティブ株式会社 営業部  掲載内容有効期限:2017年7月31日
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