製品概要
EspressChartとは
EspressChart(エスプレスチャート)は、数値データを動的にグラフに変換し、Web上に展開するエンタープライズJavaツールです。
Webテクノロジーに基づいてJavaアーキテクチャで構築されたEspressChartは、ユーザが対話形式でプログラム作成を進めていくだけで、簡単に希望のグラフが作成できる極めてフレキシブルなツールです。
SQL ServerやOracle、DB2などの各種データベース、ExcelスプレットシートからODBC/JDBC経由でデータを取り込み、2D/3Dグラフを動的にWeb上に作成、LAN、インターネット経由で表示、公開することが可能です。
EspressChartは、対話形式でグラフ作成・編集が行える「チャートデザイナ」、Webブラウザ上でインタラクティブなグラフ表示を実現する「チャートビューワ」、データベース・アクセスを可能にするスタンドアローン・サーバ「EspressManager」、そしてアプリケーション、アプレット、サーブレット、JSPなどでグラフを作るためのライブラリ「チャートAPI」から構成されます。
製品イメージ
特徴
・2D/3D対応34種類のチャート・グラフ形式
EspressChartは、2D・3D合わせて34種類ものグラフ形式に対応しています。
折れ線グラフや円グラフなどの基本的なグラフから、散布図やゲージチャートなどの複雑で専門的なグラフまで、様々なお客様のニーズに応えることができます。
・取り込み可能なデータ
EspressChartは、JDBC/ODBC対応データベースはもちろん、CSVやXMLなどのテキストファイル、
さらにJavaのクラスファイルやEJB、Excelからもデータソースとしてデータを取り込むことができます。
一覧
・データベース(JDBC/ODBC)
・JNDIデータソース
・XMLファイル
・テキスト(CSV)ファイル
・Javaクラスファイル
・EJB
・SOAP
・SalesForce
・Excelシート
・OSには依存せず、WindowsでもLinuxでも動作可能
EspressChartは、100%Javaツールなので、Javaが稼動するOSであればどこでも動作可能です。
開発はWindowsで、運用はLinuxで、といったJavaツールならではの開発運用体系も可能です。
また、Javaは32bit・64bitの両方をサポートしています。
・使いやすいデザイナツールは直感的でユーザフレンドリーな操作が可能
GUI開発ツール「チャートデザイナ」は、難しい知識を必要とせず、直感的でユーザフレンドリーな操作が可能です。
データベースへの接続や、画像へのエクスポートも、このデザイナツールを使用して簡単にグラフを作成できます。
・豊富なチャートAPIでJavaから動的にチャート・グラフを制御
チャートデザイナで作成したグラフをそのまま使用することも出来ますが、
チャートAPIを使用することで、Javaから動的にグラフを作成し、カスタマイズすることも可能です。
・豊富なAPIで、チャートデザイナで制御できることのほとんどはAPIでも制御可能
APIを使用することで、例えばJavaの条件分岐に合わせてダイナミックにグラフ表示を変更可能
チャートデザイナではデザインのみをカスタマイズし、Java実行時にAPIから実データを取り込むことも可能
・そのまま使えるJavaのサンプルコードを100種類以上用意
Javaの標準APIとチャートAPIでメンテナンスのしやすいプログラム作成を実現
デザインとJava開発を分けることによって、開発生産性の向上が可能
導入事例
NEC 基幹業務パッケージ(EXPLANNER/J)のオプションとして採用
日本電気株式会社(以下、NEC)が販売する【EXPLANNER】は35年の歴史と25,000本以上の導入実績を誇るERPソリューションです。
その中のひとつである【EXPLANNER/J】は2003年より販売されているERPパッケージソフトウェアで、EsspressChartがオプションとして採用されています。
生産管理・販売管理システムである【EXPLANNER/J】の見える化にEsspressChartは役立っています。
独自のシステムを構築する企業様も安心してEsspressChartをご利用ください。