vSphereストレージの高速化ソフト、追加ハードウェア不要、ダウンタイムなし【Infinio Accelerator】

株式会社クライム 

2014-10-17

Infinio Accelerator(インフィニオ アクセラレータ)は、全てのVMware vSphere環境ストレージを劇的に高速化 100万IOPS・応答時間80μs・インストール15分

製品概要

Infinio Acceleratorは、バックアップオフィスなどで事務・管理業務を担当するVMware環境のデータベースやエンタープライズ・アプリケーション、VDI(デスクトップ仮想化)におけるストレージ・パフォーマンスのボトルネックを大幅に改善し、IT部門のストレージ・コストを削減するといった従来からあるニーズに加え、金融や医療、科学産業を支える次世代アプリケーションが必要とする、今までにないストレージ・パフォーマンスを探している、企業、組織のニーズも満たすことが可能です。
・レイテンシを20倍改善:ストレージ・パフォーマンスを大幅に改善
・15分で高速化を体感:ダウンタイムなしの簡単インストール
・追加のハードウェア不要:vSphereホストの既存RAMを活用し高速化、フラッシュデバイスにも対応
・エンタープライズなアプリケーションにも対応:OracleやExchange、SharePointなどのTier1アプリケーションのパフォーマンス改善に
・高速な仮想デスクトップの提供:通常オペレーション時だけでなくピーク負荷時にも良好なパフォーマンスを実現
・高速なI/Oを全てのアーキテクチャで:SAN、NAS、VSAN、VVOLs、オールフラッシュ、ハイブリッド、ハイパーコンバージドなどどんな環境でもI/Oを改善可能

●主な機能:
Infinio Accelerator は、VMware仮想環境のストレージ・パフォーマンス問題を解決できるソフトウェア・ソリューションです。新規ハードウェア追加やホスト、サービスの再起動が不要で、ダウンタイムなく15分でインストール、ホストあたり100万IOPS、20GB/秒の転送速度、レイテンシ80マイクロ秒の高速化を実現できます。アーキテクチャが一新されたInfinio AcceleratorはvSphere APIs for I/O Filtering (VAIO)上に構築され、VMware Storage Policy-Based Managementにより、統合管理が可能な「VMware Ready」の認証済みのソフトウェアです。

・SSD/フラッシュデバイスのサポート
高速なRAMと大容量のフラッシュを組み合せた階層アーキテクチャで、Infinioのメモリ中心のデザインを強化

・VM単位での高速化
最も優先度の高いアプリケーションをターゲットに最高のパフォーマンス・リソースを提供する構成が可能

・全てのVMwareストレージタイプをサポート
SAN、NAS、DAS(ローカル・ストレージ)ハードウェアがサポートするNFS、VMFS、VVOLs(VMware vSphere Virtual Volumes)、VSAN(VMware Virtual SAN)データストアに対応

特徴

●高性能なI/Oパフォーマンスを実現するための3原則
仮想環境の成長ペースは著しく、ストレージ・パフォーマンスをアプリケーションの要件に対応させるために管理者は膨大な手間と投資を行う必要があります。Infinioは、仮想環境の全てのストレージ・アーキテクチャに高パフォーマンスなI/Oを提供するよう、以下の3原則を基に構築されています。

・アプリケーションに近い、サーバ上にホットなデータを置くことが最速のストレージ・パフォーマンスにつながる。
フラッシュデバイスなどの登場により、記録媒体はより高速になっていますが、これによりネットワークが新たなボトルネックになっています。Infinioはサーバ・サイドでI/Oを高速化するため、高速なオールフラッシュ・アレイでも避けることができない、時間のかかるラウンドトリップを回避し、より大幅な高速化を実現できます。

・最高のストレージ・パフォーマンスを実現するためには「メモリ・ファースト」なアーキテクチャが必要である。
RAMはSSDやフラッシュデバイスに比べ桁違いに高速ですが、当然、高コストです。Infinioではこの問題を解決するためにコンテンツベースのアーキテクチャを実装し、データのアドレスではなくコンテンツでキャッシュすることで物理的な容量よりも5倍から10倍のキャシュが可能です。またサーバ・サイドのPCIeフラッシュ、SSDまたはNVMeデバイス上に構築されたフラッシュ層も追加可能です。

・ストレージ・パフォーマンスの改善がトラブルの種になってはならない。
Infinioはサーバ・サイドにあるRAMとフラッシュを透過的に使用します。そのため、VAAIやDRSのようにVMwareに統合されたストレージ自体のもつスナップショットやクローンといった機能をそのまま利用できます。またInfinioはダウンタイムや再起動なしに15分でインストール可能です。

このような原則を基に作られた高速化アーキテクチャで、既存環境の大幅なI/Oパフォーマンスの向上はもちろんのこと、新たにストレージを購入する際の柔軟性を提供します。
・サーバサイドでのメモリ中心設計による高速化→レイテンシ(待ち時間)を1/20、スループットを10倍
・コンテンツベースでの高効率なキャッシュ→パフォーマンスに対するコストを削減(コスト/IOPS)
・I/Oパフォーマンスをストレージから分離→大容量の安価なストレージを利用可能(コスト/GB)

●ダウンタイム、追加ハードウェア、ストレージ構成への変更なしに、15分でかんたんに構築可能
・15分でのインストール
Infinioのインストールは簡単です。Windowsマシンでインストーラを起動し、数ステップのウィザード(vCenterの認証情報等を指定)を進めていくだけで仮想環境へ自動的にInfinioの管理コンソールがデプロイされます(Windows自体にはインストールされません)。インストールや高速化のためにメンテナンスモードへの変更や再起動などのダウンタイム、ストレージ構成に変更は必要ありません。管理コンソールがデプロイされた後に、個別のVMまたはグループに対して高速化を有効にできます。高速化を行う際に簡単にVMを選択ため、VM名で検索することもできます。InfinioはVMwareインストールバンドル(VIB)としてデプロイされ、これはI/Oフィルタをインストールします。I/Oフィルタは選択した仮想マシンに適用され即座に高速化が開始されます。

・VMware環境とのシームレスな統合
InfinioはvSphere APIs for I/O Filtering(VAIO)フレームワーク上に構築されます。これによりStorage Policy Based Managementを使用しVM、VMDK、VMグループに対するストレージ高速化を透過的に管理可能です。またInfinioはvMotionやHA、DRSといった一般的なクラスタに対するVMwareの操作をシームレスにサポートしています。Infinioを導入するために環境を変更する必要はありません。データストアの構成やスナップショット、レプリケーション設定、バックアップ、VAAIやvMotionなどのVMwareと統合された機能をすべて同様のままで使用できます。

・シングルクリック操作と分析
全ての操作とレポートはInfinioのWEB UIから行うことが可能です。各VMに対する高速化のON/OFFをワンクリックで簡単に実施できます。高度なレポート機能によりどの程度パフォーマンスが改善されたのかVM単位までドリルダウンし分単位で分析できます。またキャッシュサイズの変更などの操作もここからワンクリックで可能です。

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