これまで社内ネットワークにアクセスする手段として広く利用されてきたVPN。現在はテレワークやクラウドサービスの普及にともない、VPNのセキュリティ課題が浮き彫りになり、“脱VPN”の考えが広まりつつある。その大きな要因の1つが「ランサムウェア被害の拡大」だ。
警察庁の調査によると、ランサムウェア被害の件数は年々増加している。特に、令和6年上半期の被害報告件数 114件の内、73件が中小企業だった。コスト面や人材不足の課題でセキュリティ対策が手薄となりやすいことがその要因の1つだ。実際、ランサムウェアの標的になりやすいのがVPNだ。
本資料では、近年猛威を振るっているランサムウェアの動向と、VPNが抱えるセキュリティ課題とその要因、さらにVPN経由で発生したランサムウェア被害事例を解説する。中堅・中小企業のセキュリティ担当者の方は、自組織におけるVPNを起点としたランサムウェア攻撃の被害を防ぐためにもぜひ一読してほしい。
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