インターネットセキュリティにおける今後の展望’09-’10

企業とインターネットを取り巻くセキュリティ脅威は自己顕示を目的としたものから、営利を目的とした組織的なサイバー犯罪へと変化しています。その手法があまりに急速な進化を続けるため、対策も非常に困難なものになっているのが実情です。

IIJは、日本で始めてファイアウォールのフルマネージメントサービスを始める等、インターネットセキュリティにおいて常に先進的な取り組みを行ってきました。

現在では、マネージドファイアウォールサービス以外にも多くのセキュリティサービスを提供するとともに、セキュリティインシデントに対する社外活動やセキュリティレポート（Internet Infrastructure Review※)の発行を含め、業界をけん引する役割を担っております。

本書では、これらIIJの持つインターネットセキュリティに関する知見を元に、進化するセキュリティ脅威に対して、企業がどのような考え方でセキュリティ対策を描くべきかについてまとめています。