システムやサービスを外部と連携し、付加価値を向上させるために欠かせないAPI。APIを有効活用することで、開発者の負担を軽減し、既存製品のサービスレベルを向上させることが可能だ。例えば、日常的に利用しているグループウェアから外部の経費精算アプリを呼び出すことで、入力が簡素化され、グループウェアの使い勝手が向上する。ただ、APIは使い方によっては大変な苦労を伴う場合がある。API活用までの事前準備に手間と時間がかかったり、提供者が実施するAPI改修への対応が困難だったりなどだ。また、新たな接続プログラム作成が必要になったり、属人化してしまったりするリスクもある。本資料では、システム開発におけるAPI活用の意義と課題を解説しながら、APIを上手に利用するための手法や最適解に迫る。