スマートフォン・タブレット端末は会社が利用ルールを整備する前にすでに現場では普及が進み、会社がコントロールできない内に利用が拡大しているのが実情です。さらに、個人で契約したスマートフォン・タブレット端末を会社に無断で業務に使用する事例も多く、管理者の頭を悩ませる対象でもあります。
本書はそのような状況を踏まえ、スマートフォン・タブレット端末をビジネスで使うことを前提に、利用者と管理者の双方がどのようなことに気をつけるべきかについて、それらの利用シーンをベースに記載しています。
利用シーンは、次の3つのシチュエーションに集約しています。
【利用シーン1】スートフォンによるクラウドサービス (メール、スケジュール管理等) 利用
【利用シーン2】タブレット端末の業務利用 (営業支援の例)
【利用シーン3】私有スマートフォンの業務利用
ここにあげた利用シーンの中の幾つかの要素は、皆さまの業務にも当てはまるものと思います。当てはまる箇所が見つかったならば、その対策の解説を参考に、皆さまの組織でのルール作りとセキュリティの実装・運用の検討にお役立ていただければ幸いです。
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