2007年の株式会社阪急百貨店と株式会社阪神百貨店の統合にともない誕生した同社は、経営から現場まで一丸となって競争力のあるサービスや企画をおこなうために、情報をスムーズに提供して効果的な分析ができる柔軟性が高いシステムを求めていた。同社では営業、商品、顧客の各データを毎日抽出し、定型分析と自由分析が行える環境を整備することで、以前のDWHならデータ収集から始まって1日夜間処理を経る必要があった作業を、新たな情報提供基盤は数秒から30秒程度で処理できるようになったという。本レポートでは、情報のスムーズな収集と分析業務の高度化を実現した、オラクルのビジネス・インテリジェンス(BI)について紹介します。