\"2004年10月、ネットワーク接続対応型のハードディスク内蔵DVDレコーダが、コメントスパム攻撃の踏み台(中継点)になっていたことが明らかになり、物議をかもしました。この問題は、悪意ある第三者が当該機種DVDレコーダーのセキュリティ上の脆弱性をついて、これを踏み台とした攻撃を行っていたというものです。つまり、不特定多数の当該機種ユーザーが、無自覚のまま悪意ある第三者の不正行為に加担していたということになります。またこれは、踏み台のみならず、ネットワーク接続対応型デジタル家電への不正アクセス、乗っ取り、個人情報の取得といったより大きな脅威の可能性をも示唆するものであり、この事実は、メーカー、ユーザー双方に問題を提起しました。このような背景から、現在、デジタル家電の進歩発展のための課題として、「デジタル家電セキュリティ」という分野がクローズアップされています。
「デジタル家電セキュリティ最前線〜テレビやビデオから個人情報が漏洩する日〜」は、既に現実化しているデジタル家電の脆弱性の問題から、今後想定されうる危険性、セキュリティの対策までをまとめたPDF冊子です。警察庁 情報通信局 情報技術解析課 サイバーテロ対策技術室ら、同分野におけるスペシャリストによる執筆で、デジタル家電セキュリティの最新情報をカバーしました。\"
ホワイトペーパー