2022 年の上半期を振り返ると、Apache サーバーに存在するLog4jの脆弱性の影響が長引くなど、前年と大きく変わることなく脅威が続いている。セキュリティ企業フォーティネットが運営するFortiGuard Labsは、世界中に存在するセンサーを活用し、2022 年上半期のサイバー脅威環境に関するレポートを発表した。これによると、過去最高を記録する勢いでゼロデイ脆弱性が見つかっている。重要インフラの分野にソフトウェアを提供しているベンダーを含む多数のベンダー製品に72 件のゼロデイが見つかっており、Googleなどゼロデイ活動を追跡している他の企業も同様のトレンドを報告している。
この資料では、レポートの詳細を紹介し、ゼロデイのほか、エクスプロイト(IPS)、エンドポイントやOTの脆弱性などの脅威について説明する。さらにマルウェア配信のメカニズムなど、詳細な論点に踏み込んでおり、世界の脅威を把握する上で参考になる内容となっている。
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