大容量のデータを長期間にわたって安定的かつ低コストに保存・利用できる汎用ファイルサーバは、多くの企業において文書類の保管に活用されている。WindowsOSが動くハードウェアであればどこでも動くので、ハードウェアや運用場所の選択肢が圧倒的に豊富な点も魅力である。しかし一方で、文書のステータス管理やワークフロー管理、バージョン管理といった厳格な保管ルールが必要な文書管理には不向きなのも事実だ。また、ファイルやフォルダに複数の属性を付けて様々な切り口から検索するような使い方にも向いているとは言えない。とは言え、専用文書管理システムに移行するとなれば、コストも手間もかかってしまうことになる。そこで、ファイルサーバの苦手な部分を補完し、文書管理システムとして活用できるようにするのが、ファイルサーバ全文検索システムである。本資料では、建設会社や不動産会社などの物件フォルダ管理を例に、ファイルサーバと全文検索システム「FileBlog」の活用方法について詳しく解説している。専用の文書管理システムとの比較についても言及しているので、ぜひ参考にしていただきたい。