■Scalix11.4の主な機能追加・改善概要
[パフォーマンス改善]
Scalixに付随しているWebメールクライアント「Scalix Web Access」のパフォーマンスが大幅に改善されました。
[プロキシフォルダ]
RSS、Atom、Webcal/ICSなどのプロトコルによって取得可能なWebコンテンツの更新情報やカレンダ情報を自動的に取り込んで、Scalixのフォルダの情報としてユーザに提供できる機能です。
ニュースサイト、ブログ、社内Webサービスなどの更新情報、休日その他の公開されているカレンダ情報などが取り込めるので、社内の情報共有の促進に役立ちます。
[オーバーレイカレンダ]
複数のユーザの予定、外部から取り込んだ休日その他の予定などを、1つのカレンダに色分けして同時表示できます。グループメンバーの行動予定の把握とミーティングの時間調整、さまざまなイベントを考慮したスケジュールの計画などに役立ちます。
[Webメール画面のカスタマイズ機能]
「テーマ」機能が追加され、従来の画面デザインと新しい画面デザインが標準提供されます。さらに、ユーザ自身の新しいテーマを追加することもできるので、一般企業ユーザであれば自社ロゴの表示、サービスプロバイダであればサービスイメージに合わせたWebメール画面を提供できるようになります。
[Firefox 3サポート]
最新のWebブラウザFirefox 3を正式サポートします。Firefox 3の優れたパフォーマンスにより、Webメールの動作がより快適になりました。
[CentOSサポート]
従来のサポート対象Linuxディストリビューションに加えて、CentOS 4および5を正式にサポートします。
[Fedoraサポート]
Fedora Core 7 のサポートを終了し、Fedora 9(32bit と64bit)をサポートします。
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