Office 365などクラウド提供されるサービスを企業の各拠点で利用する際、すべての通信を本社のデータセンタ経由で利用すると、ネットワークの混雑によって著しくパフォーマンスが落ち込んでしまうケースがある。そのため、インターネットへのダイレクト接続(インターネットブレイクアウト)で対応する企業も増えてきている。この手法は、回避用のブレイクアウト回線を別途用意し、その回線を利用してインターネット経由でクラウドを利用するというものだ。
しかしこの手法は従来のWAN回線とは別に新たに回線を引くことになり、セキュリティ対策として各拠点にファイアウォール機能を持つルータなどを設置する必要があるため、導入および管理コストの増大を覚悟しなくてはならない。しかも、新たなブレイクアウト回線に混雑が生じパフォーマンスが低下する可能性もある。
本資料は、セキュアなインターネットブレイクアウトを確立するときに求められる5つの要件を詳細に説明。さらに、これに対応するための「Zscalerクラウドセキュリティプラットフォーム」について紹介する。従来の手法の問題点を詳細に解説したうえで、セキュアな形で拠点のネットワークパフォーマンスを安定化させるための要件を提示しており、わかりやすい内容となっている。
ホワイトペーパー