国・企業などあらゆる組織のビジネス活動が進めば進むほど、機密情報や個人情報をはじめとした守るべき情報は多岐にわたる。情報を保存する場所も、現代にあってはモバイルデバイスからオンプレミスサーバ、クラウドなど各所に分散している。
しかし一方では、情報の価値は上がり続ける。そのため、企業や組織は情報漏えいを防ぐための対策に力を注いではいる。それでもなお、情報漏えいの被害は後を絶たないのが現状だ。そして、情報漏えい被害を未然に防ぐための暗号化の普及も進展していない。
一体その理由はどこにあるのか。
また、重要な情報の漏えいを防ぐための具体的な暗号化対策とはどのようなものであるべきなのか。
本資料は、米国ウィンマジックのCTO、Simon Hunt(サイモン・ハント)氏による、2017年6月開催の「Interop Tokyo 2017」における講演レポートであるが、そこで強く訴えているのが、個人情報を暗号化していないことが生む巨大なリスクである。今回は、講演後に行った同氏への単独インタビューも織り込みながら、暗号化の必要性とその効果、そして具体的な暗号化対策について考察を加えている。
企業の情報セキュリティ担当者をはじめ、情報システム関連にかかわるすべての人にご一読いただきたい。
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